なかなか心の整理がつかず
毎日があっとゆう間に過ぎてゆく日々の中
命日から一年の日を迎えました。

大切な記憶というのは、
思い出すことよりも忘れることの方が難しいんだけど
でも忘れてしまう訳じゃなくって思い出せなくなるだけなんだって
おかぁさんが認知症になって思いました。

なくなってなんかない過ごしてきた時間も記憶も。
亡き母が教えてくれた、生命について。家族について。
ひとりでも多くの人へ、きっかけになればと書き綴ってきた言葉たち。
今も沢山の人から嬉しい声をもらっています。ありがとう。

こうして振り返ってみると
認知症になってからの１年も、その後の１年も
めまぐるしく過ぎてしまって気持ちが追いつかないままで

もっとあーしてたら、こーしてたらって
そんな風に思わなかった訳じゃない。
でも、後悔するような時間は過ごしてこなかった。

ただ最後にもう一度、話したかった。
ただそれだけは叶わなくて悔しいなぁ。

母が亡くなったあと、兄家族と会う機会が増えた
そんな時間も今はとても大切だと知った。

という訳で、いつも大阪に来てもらってばっかりだったので
今年の一周忌は兄家族の暮らす三重県にいってきました！

久しぶりだなぁ、ほんと。
成人して大人になるとさ自分のことに精一杯で
なかなか家族との時間って作れなくて
うちは親戚も多くないから、年に１回集まるとかもなかったので
きっかけがないと何年も会わないことなんてよくあることで。

でも、いつでも会えるは叶わないことを知ったから
本当に大切にしたい時間は後回しにしないでいよう。

先日、兄が開業した飲食店
四日市やきにく”がっつぽーく”
初めて行けました！美味しかった！

わたしが言うのもなんだけど
少し、いやだいぶ頼りないところのある
妹の方がしっかりしてるといわれる兄ですが（笑）
優しい穏やかなおにぃちゃんが
会社のみんなを紹介してくれて恵まれているところをみて
おかぁさんも肩の荷が降りてたらいいなぁ・・・

そんなこんなで、家族と過ごす、２泊３日。
何度でも思い出せるように此処に残しておきます。

母の命日、１０月の１３日
家族と過ごした日の空は青く晴れ渡っていて
綺麗な夕陽も見れて陽が沈んだ後、
真っ赤に染まった夕暮れはきっと母からのプレゼント。
わたしたちのこと見ててくれてたらいいなぁ。

翌日は家族でおでかけをしようと
甥っ子姪っ子が楽しめる場所を探して
「フォレストアドベンチャー湯の山」へ🏕

大自然の中で、
ジップスライドが体験できるという場所で
わたしも初挑戦でした！！！！！！

子供たちよりも大人たちの方が怖がってたけどw

きゃっきゃっしてる２人と私も全力で遊んで
翌日以降の筋肉痛なったのはいうまでもないんだけど（笑）

こうして子供達と過ごしていると
重ね合わせてしまう母の面影。

よくおかーさんとおでかけしていて
色んなバスツアー連れて行ってもらったし
北海道にもいったりよく遊んだなーって！

子育てってめちゃくちゃ大変やけど
改めて大事にされてきたんだなぁと思う。

”さやかまる〜”と懐いてくれる優音と梨優が可愛くて仕方がない。

今年のがもよんフェスでも
おしげのアシスタントしてるので見かけたらよろしくねー☺︎

『ばぁばが亡くなったのはそりゃ悲しいけどさ、こうやってさやかまると会えたり家族一緒にいれるからいいこともあるよね』
という言葉に救われた（ ;  ; ）

可愛い妹と弟のようなふたりが家族でよかった。
おにーちゃんと結婚してくれた奥さんにも心から感謝。

２日目の夜。わたしが寝ていたら
２人がお布団にもぐりこんできて川の字で寝た。
愛おしい日々をありがとう。

この１、２年で周りの人からは
おにーちゃんと仲良いね、家族よく一緒だねって言われるけど
母が認知症になる前、亡くなる前までは疎遠になってもいました。

家庭環境は人それぞれちがって
うらやましがられるような家族ではなかったと思う。

女でひとつで私達を育ててくれた母は沢山苦労したし
兄も真面目すぎてグレたり家を飛び出したり
私もいつまでも心配かけていたんだろうなぁと思うけど
まぎれもなく注いでくれた愛情は伝わってて
いなくなってから気づかされることばかりです。

小学生のとき、土曜日に学校から帰って
お昼ご飯を食べながら見てた吉本新喜劇。
何年経っても色褪せることのない歴史をこれからも。

新しい生命が生まれたり、新しい家族が増えるということ。
血の繋がりだけじゃない。大切な人とつくっていく時間。
大事に想う人とこれからも過ごしていけますように。

わたしがこの世からいなくなる日に
泣いてくれる人
思い出してくれる人
忘れないでいてくれる人
誰かの糧になる人になりたい
誰かのために生きて死んでいきたい

おかぁさん、わたしを産んでくれて
本当に本当にありがとう。

お空に旅立った母へ愛を込めて。