まず僕は、「投資」と聞いただけで、ごめんなさい、出直します、というタイプの人間です。

『投資家みたいに生きろ』という本を読みました。

人生に「投資家」的な思考を持ち込むことで、こんなに豊かな視点や価値を見出せるのだなと感心しました。

本のなかに、こんな質問がありました、

10億円が手に入るとしたら、どのように使いますか？
※貯金する、はダメです。

真剣に現実的に考えてみたのですが、4億5千万円ほどの使い道しか考えつきませんでした。

ひとは「お金が欲しいなぁ、できればたくさん」と望む生き物ですが、器を超えたお金というのは、実は簡単に扱えるものではありません。

次の日、僕はふと思いました、

あれ？オレは10億円というお金を手にしながら、音楽を辞めることはこれっぽっちも考えなかったな、と。

10億円を手にすれば、もう音楽をがんばらなくても、生活していくことはできます。

音楽に限らず、仕事をしなくても、つましく暮らしていけるでしょう。

つまり、自分にとって音楽はお金ではない、ということが言いたいのではありません。

僕は音楽でお金をいただくことが大好きだし、とてもうれしいことです。

僕が気づいたのは、音楽は僕にとって、10億円以上の価値があるもの、だということです。

曲を書くこと、ギターを弾き歌うこと、歌でお客さんとコミュニケーションすること、

これらは僕にとって10億円以上の価値がある。

【10億円の使い道】を真剣に考えてみたことで、10億円以上の価値あるものを自分がみつけていたことを発見できました。

ちなみに10億円のうちの1億円は、自宅兼音楽スタジオを建設することに使う算段でした。

もっと使ってもいいですね！

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