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9冊目。

さて。更新が遅れておりますが、アウトプットが遅いだけでガンガンに読んでいます。9冊目。『レーエンデ国物語』(多崎礼/講談社)

突然の自分語りで恐縮ですが、わたし、ハリーポッターがだいすきなんですよ。

小学生の時に誕生日プレゼントでもらってから、全ての巻を、何度も何度も読み返しました。映画もだいすきだし、ユニバにハリポタエリアがオープンしたときは、ぜんっぜん仲良くないクラスメイトたちにも頼みまくってプレオープンに行くための抽選に応募しまくったり(無事当選しました。仲良くないとか言ってごめん、元クラスメイトたちよ…)

世界観とか呪文とかひとの名前とか、現実には存在しないはずのものがわたしの頭の中にあたりまえのように存在しているということが、不思議で、すごいことですよね。

というわけでファンタジーやSFはすごく好きなんですが、でもそのジャンルを好きな反面で、なかなか熱中しきれない作品があるのも事実です。

そんな、好きだからこそ読み始めるのが怖い(恋か?)ファンタジー小説を、このたび!手にとりました。最近とにかく本屋に積まれているし、書店員たちもこの本好きなんだろうな…と伝わるくらいに推されている、これ。

エーエンデ物語です。

5日ほどで、三作読み切りました。

まさしく夢中。言葉の通りまるで夢の中にいるみたいに没頭して、時間も現実も、全てを忘れて読みました。読んでいた間の記憶があんまりない。現実とか日常の記憶はないのに、ものがたりの中身は色濃く覚えている。レーエンデ物語を読んでいたというより、レーエンデに行ってきたような。それぐらいの、詳細で現実感のあるものがたりでした。

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毎日寝不足で身体は正直しんどかった…。でも、それだけ熱中できる物語に出会えるのって、あまりあることじゃないですよね。
はあ…。めちゃくちゃたのしかったな…。
来年には続編が出版され、完結するそうです。楽しみ。
そうそう、ファンタジーは長編で書かれることが多いから、待つたのしみを感じられるのもいいですよね。
待つって基本つらいけど、作品を待つことは未来への希望だと思う。

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