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生理痛がなかった

入院、手術の様子はここに書いたところ。

そして、待ちに待った生理が来た。
お医者さんから、ポリープを取ることで、生理痛と月経過多が軽くなると聞いていたので、次の生理はどんなことになるのか、とても楽しみにしていた。

初潮を迎えた後、いつ頃から生理痛が出るようになったかは覚えていないけれど、20代後半か30代あたりだと思う。

最初の婦人科医に生理痛のことを相談した時「ひどい人だと生理期間中ずっと鎮痛剤飲まなきゃいけない人もいるから、一日二日くらいで薬飲んで痛みが治るなら気にしなくて大丈夫」と言われていたので、特に気に留めていなかったし、痛ければ薬を飲めばいいやくらいに思っていた。や

20代後半に東京に引っ越したこともあり、その後は仕事も遊びも全力でやっていた。残業も結構していたし、仕事関係の飲み会も多かった。暑気払い、忘年会、新年会など、飲み会が続く時期は週5で飲んでた時もあったっけ。笑

今思うと、お酒の飲み過ぎも、いや、お酒の飲み過ぎが主なポリープの原因だったんだと思う。

実は、今のクリニックでポリープが見つかった時に婦人科医からお酒をやめるように言われた。

でも、やめられなかった。

ポリープが見つかった頃、ちょうど、メンタルも落ちていて、お酒をやめたくても、やめるどころか酒量が増えがちだった気がする。

婦人科医から「それでやめられないなら依存症です。」と強い口調で言われてかなり心にぐさっと来て、精神科医に相談したのを覚えている。精神科医は「それくらいなら大丈夫」みたいなことを言ってくれたのを覚えている。

当時の私は「精神科の専門医が言うんだから、私は依存性じゃない。」と思うようにしていたのだけど、今思うと、気持ちの落ち込みの原因の一つは、ポリープが原因で月経過多となり、そのことによる鉄欠乏性貧血による気分の落ち込みもあったのかなと思う。

つまり、飲み過ぎ→ポリープによる月経過多→月経過多による貧血→貧血による気分の落ち込み→ますますアルコールに頼る→ポリープが悪化→の悪循環に陥っていたのだと思う。

というわけで、ここ10年くらいはそれなりの痛さの生理痛があるのが当たり前だと思っていたし、ここ4、5年は重い生理なのも当たり前だと思っていたので、薬を手放せなかった。薬を忘れると外出先で買うのが当たり前だった。

そんな、痛みがあるのが当たり前だったので、痛みがない生理、どんな感覚だったのか忘れていたので、楽しみだった。(生理が来るのが楽しみって変な感覚だと思うけど。)

そして待ちに待った生理が来た。普段の生理のようにいきなり重いのが来るわけではないので、もしかしてこんなに軽くなった?と思ったけど、ちゃんとピークが来た。

正直言って、ピーク時はそれなりの経血の量で、思ったより軽くはなかったけど、痛みは全然なかった。以前は痛みが来る前に薬を飲んでいたのだけど、それは必要なかった。

へぇー、痛みのない生理ってこんな感じだったよか、って感じだったし、こんなに楽になるならさっさと手術を受ければ良かったと思うほどだった。

そりゃ、手術は安易に選択するものではないかもしれないけど、ポリープが見つかった時には既に毎月の痛みが結構な負担になっていて、耐えるのが当たり前みたいに思っていたけど、こんなことなら早く対処しておけば良かったと思った。

もちろん本当はポリープができないように生活習慣に気をつけるのが一番だったけれど、それは結果論だから仕方ない。

ただ、私に関して言えば、手術を受ける決断をして良かった。以上。

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