まずは振り返りから、、、

決して楽しいだけではない仕事人生、、、でも自分自身が楽しいと思えることやりたいですよね?!

 はじめまして。私はこれまで大学卒業から18年余り、ファッション業界で働いてきました。40代を迎えて、これまでのキャリアの棚卸と今後のビジョンの再設定の為に書き始めようと思い立った第一回目の投稿となります。まさに個人事業主としてスタートしようとしている今、その第一歩として書き始めたいと思います。

ー-地方の国立大学からファッション業界を志すー-


 実際、大学時代は服をいっぱい買っていました。バイト代のほとんどは二か月か三か月に一回の上京しての買い物ツアーのために費やしていました。東北の片田舎の大学に通っていた学生からすると、恵比寿、原宿、渋谷にある雑誌に出てくるお店は憧れだったように思います。
 でも、自分ではセンスがあるとかデザインしたいとかは全く思っておらず、あくまで”職業”として服を企画して販売するという商売に興味があったというのが実際のところです。折角何か仕事をしないといけないのであれば、少しでも興味があることを仕事にしたいなと、思っていたと思います。そういう意味でいうと、専門学校に入ってデザインを学んだ人、販売から叩き上げで頑張っている人、食費を削ってでも服買います、みたいな人とはちょっと毛色が違うかもしれませんね。

ー-就活は全滅ー-


 高速バスや青春18きっぷを駆使し、横浜に住んでいた友達を頼りながら、時には日帰りで都内のアパレルの面接を受け続けました。でも、たぶん20社位書類を出して、10社位面接した挙句全滅という結果に🤣
 今や何を話したかも覚えていませんが、冷静に考えると服飾の知識もなく、販売の経験もない田舎の大学生が受かるはずもないなと、、、

ー-でもアパレルしか思い浮かばなかったー-


 周りは銀行や飲料メーカー、住宅業界などに続々と就職が決まっていき、もしかしたら自分の考えていることは無謀なのでは?とも思い始めましたが、私の思いは”アパレルで働く!”の一択でした。なぜそこまでやりたかったかは、いまでも不思議ですが、純粋に”やりたいこと”をやろうとした分、これまでの人生に後悔はないのかもしれません。
 もし、あの時このへんでいいやと適当な会社に入っていたら、取り返せない後悔になっていたと思います。

ー-まずは販売からー-


 全滅だった就職活動でしたが、色々な会社の人の話を聞いた中で気づいたことがありました。それは、
・販売(販売員)の重要性
・数字
          です。
どの会社もキャリアのスタートには販売が準備されており、説明会で話してくれる社員の人もスタッフの方や店長が多かったです。それと、説明会でもらうパンフレットに載っていた売上、店舗数などの数字です。
 「やっぱセンスのある人しか入れないよな~」とか、「東京の私立には勝てないよな~」とかちょっと”しくじっていた”自分からすると、大学でやっていた簿記や企業研究が活かせるんじゃない?!販売から始めるならとりあえずバイトからでもやればいいんじゃない?!と、なぜかやる気がどんどん溜まっていきました。
 必死でためたバイト代を元に、東横線沿いのアパートにまだ仕事も決まってない中で引っ越してきて、横浜で靴の販売から始めたところから、私の仕事人生がスタートします。

*最初に長々と書いてしまいましたが、自分のスタートを思い返したときに、ぱっと頭に思い浮かんだ光景を書いてみました。思い返してみると、あの時こう思ったから今こうなっているんだな、とか、あの時の感覚なくなっってきたな、とか色々気づきがありますね。
*次は、自分の中で転機になったある会社での話を書きたいと思いますので、すこしでも共感してもらえた方はぜひまたお立ち寄りください。