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なぜシフトギリギリに出勤することがよくないのか?

こんにちは!



飲食店はシフトによって出勤時間がバラバラなのですが、人によって早めに出勤したり、時間ギリギリに出勤したりと差があります。

時間に余裕があって早めに出勤できる人もいれば、学生さんなど授業終わりで来るのでギリギリになってしまう人もおり、どうしようもない節もありますが。

しかし、早めに来てもらってもシフトの出勤時間は決められているので、プラスで給料をもらえるわけではありません。なので強制はできないのですが、私の店舗では「早めに出勤してね〜」と伝えております。

ただ、この時しっかり理由を伝えられない人もおり、「連絡ノートや引き継ぎなどを行わないといけないので、早めに来てね」というふうに言ってしまうと、伝えた相手にとって行動を変えるほどの十分な理由にはならないので、説明としては不十分かなと思います。


というわけで、今回はなぜ早めに出勤することが良いのか?についてお話ししていきます。



時間ギリギリに出勤することのデメリット


まずは時間ギリギリに出勤することのデメリットをお伝えしていきます。

まずは上記にもありますが、確認すべき資料や引き継ぎなどがあり、ギリギリに出勤するとその分の時間を確保することができなくなります。

また、引き継ぎが遅れると引き継ぐ人の退勤が遅れたりしてしまいます。

ギリギリに来ると一緒に働くスタッフもソワソワしますし、早めに出勤しているスタッフが不公平感を少なからず感じることになります。

そしてギリギリに来ると本人にも影響が出ます。時間的に余裕がなくなると、焦りにより記憶力が下がったり失敗しやすくなったりします。

個人的に感じる一番のデメリットは、仕事において成果を出せない状態になってしまうとことです。連絡ノートなどをしっかりと確認できず、変更されたルールやその日の予定を確認することができなければ、パフォーマンスを最大化することはできません。

人によっては個人的なその日の目標を立てたり、内相の時間に使うこともあるので、ギリギリに出勤するということは、仕事で成果を出すための準備時間を儲けることができなくなると思います。



早めに出勤することのメリット


それでは、早めに出勤することのほうが正しいのでしょうか?

しかし、早めに出勤したとしても給料をもらえるわけではなく、むしろ強制してしまえば、それはただのブラックな職場とも言えます。確かに、自分にメリットがあるかどうかもわからない状態で、プライベートの時間を束縛されてしまってはたまったもんじゃありません。

しかし、それでも私はスタッフたちに早めに来てねと伝えています。もちろんそこにはブラックな環境はありませんし、早めに出勤することには多くのメリットがあると思っているからです。

その早めに出勤することのメリットを、詳しくお話ししていきます。




①時間に余裕が持てることで、パフォーマンスが上がる


一つ目は時間に余裕が持てることで、パフォーマンスが上がるということです。

先に述べたように、ギリギリだと時間的な余裕が感じられなくなり、不安や焦りからワーキングメモリの容量が少なくなり、パフォーマンスが低下してしまいます。

この状態で働くと仕事にミスが起きやすく、特に心に余裕がないと十分なサービスが行えないので、お客様の満足度を高めることができません。


しかし時間に余裕があれば心にも余裕が生まれるので、その分脳のワーキングメモリも解放され、パフォーマンスを最大化できます。

連絡ノートの情報の確認も、シフト間の引き継ぎも、より細かくチェックできますし、覚えることができます。サービスも余裕を持って行えるでしょう。




②自己成長できる


二つ目は自己成長できるというものです。

早めに来て余裕がある状態で情報を得て、引き継ぎをし、不確かなことが少ない状況を作ることで、パフォーマンスが向上します。その結果、仕事もスムーズにこなせますし、成果も出やすくなります。

成果が出るとモチベーションが上がり、さらなるスキルアップに向けて向上心が湧いてくるという正のループに入ることができるので、自己成長につなげていくことができます。

時間に余裕が持てず、十分な準備ができず、職場でパフォーマンスが発揮できないと、それなりの成果しか出せません。そうなると達成感も充実感も中途半端になってしまうので、仕事に対するモチベーションも上がらず、自己成長を最大化することはできないのです。



一番は「時間に対する価値を感じて欲しい」ということ


そしてこれは個人的な意見ですが、早めに出勤して一番やって欲しいのは自己成長の時間を習慣化して欲しいというものです。すでに習慣化している人に対してはわざわざ早く来てやらなくても大丈夫ですし、集中できないという人は別に職場でやらなくても大丈夫です。

コーヒーの勉強をしていた時は、必ず1時間早く出勤して、コーヒーの勉強をやっていました。現在は出勤の前、2~3時間を内省や学びの時間に充てています。

そのおかげで仕事においてさらなる成果を出すことにつながっていますし、日々の充実度も高めることができています。

また、社会に出ていく中で自習の時間は必須です。特に飲食業は知識をつける場面が限られており、誰かが教えてくれるわけでもありません。ただ教えられたことを毎日やるのでは肉体労働と変わりませんし、学んで知識を得ていかなければストレスに満ちた人生を歩むことになってしまいます。


仮にほんの少し時間を有効活用して学びを得て、1日0.1%ずつでも成長できれば10年後には38倍成長していることになります。もし0.2%ずつ成長していけたなら、1000倍以上成長できることになります。


学びも得ず、何も考えずに生活していればそのままギリギリまで寝ていたり、ぼーっとスマホで動画やSNSを見続けていたりとどんどん時間を無駄にすることになるでしょう。

お金と違って時間は取り戻すことができませんが有効活用できればその効果はすさまじいものです。

ぜひ時間の価値を理解して、時間を無駄にしないようにしていきましょう!



それでは、今回はこの辺で!


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