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日本初1試合予想くじ「WINNER」販売スタート

日本初の1試合予想くじ「WINNER」の発表記者会見がありました。大物タレントのアンバサダー起用もあり、多くのメディアも駆けつけていました。開催場所は、代々木第二体育館。少しでもバスケの雰囲気を出したかったということでした。ありがたいですね。もちろん、JSC(日本スポーツ振興センター)が運営しているということもあります。

予想系のtoto、非予想系のBIGに続いても1試合予想も可能なWINNERとなります。このスポーツ振興くじは、2001年にJリーグでスタートしました。20年の時を経てBリーグも参画することになります。Bリーグが誕生したタイミングから川淵初代チェアマンが推し進めましたが、安定開催能力を見極めてからということだったと聞いています。そして、2020年12月に紆余曲折を経ましたか、法案成立となりました。あらためて、このBリーグの参画にご尽力いただいたバスケ議連の先生方をはじめ関係者の皆さまに感謝しかありません。

スポーツ振興くじという性質上、収益の一部は、様々なスポーツ施設や振興に使われており20年強の歴史の中で2000億以上になるとのことです。スポーツ界にとってこの財源は必要不可欠な存在となっています。Bリーグも仲間入りしてJリーグとともにスポーツ界のお役に立てる立場になりました。国も認めた公的な存在として今以上に社会に貢献していくことになります。

Bリーグにとっての直接的なメリットは、収益の一部が、クラブにも還元されることです。クラブも販売努力をするモチベーションが上がる仕組みになったことは良かったと思います。ファンの皆さまにも贔屓のチームを応援する感覚で予想を楽しんでもらえると嬉しいです。

また、何よりもこのくじきっかけで、バスケ・Bリーグに興味関心を持っていただける人は増えるということです。リーチ出来ていなかった潜在的なファン獲得に繋がることにも期待しています。数年後、くじきっかけでBリーグを観るようになりました、というような人が増えるようにしていきたいと思います。

WINNERの誕生のメリットはありますが、少なからずヒートアップして従来よりも選手、レフリー、TOなどに過度なプレッシャーや誹謗中傷が起こる可能性が高まることも懸念もしています。研修、ステイトメントの発表、注意喚起の映像を会場で流すなどして対応していきます。はじめてのことなので実際どのようなことが発生するかわかりませんが、しっかり対処していきます。

ファンの皆さまには何卒ご理解をいただき、楽しんでほしいです。WINNERをどうぞよろしくお願いします。



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