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新卒でライターになった私が身につけた、書くための4つの習慣

5月下旬になり、夏のような日差しになってきました。社会人3年目の夏は、少し心の余裕もでてきて、「夏休み何をしようかな」と思いを巡らせる時間も増えました。

新卒で株式会社inquireに入社し、3年目に入るという事実に驚きつつも、いろんな経験をさせてもらったなという気持ちです。(できることは増えた一方で、まだまだ力不足だなと感じることも度々……)

また、1年目と比べて、生活の仕方もずいぶん変わりました。inquireはフルリモートを採用しており、そのおかげでオフィスは東京にあるものの、私は京都で暮らしています。フルリモートは自己管理能力が必要で、1年目は生活と仕事をうまく両立できず、とにかく締切に焦っていた気がします。

締切ギリギリ(アウトだったときも度々…)で生活もままならなかった私が、約2年間で“書くため”に身につけた習慣を紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

原稿を書く前日夜に、“復習”する

記事は、ふって沸いたアイデアを書くものではありません。記事の目的に応じて、リサーチしたり、インタビューをしたり、沢山の情報をインプットしてから執筆に移ります。

原稿を書く前日の夜は、リサーチ内容やインタビューの文字起こしなどをもう一度読み込んでおくことが大事です。さまざまな仕事があって、リサーチやインタビューから2~3日空いて執筆に取り掛かることがあります。そうすると、いざ執筆に入ろうと思うと「あれ、このインタビューどういう内容だったけ?」と“思い出しコスト”がかかってしまいます。

なので、執筆をする前日の夜にもう一度読み込んでおく。できれば「導入がちょっと苦戦するかも」「見出しはこのワードを使おう」と執筆時をイメージしながら読むこと。

なぜ、夜にインタビューやリサーチ内容を読み込むかというと、寝ている間に脳が情報を整理してくれるから。朝に復習をしても、その後さまざまな情報に触れてインプット内容を忘れる可能性もあるため、寝る前の夜がオススメです。

執筆のドキュメントを開いておく

新卒1年目の私は記事を書き終えるまで、とても長い時間を費やしていました。まだ経験が浅くて、書くのに時間がかかる…という理由もありますが、一番は執筆に着手するまでの時間が長かったからです。

3年目になっても原稿を書き始める前は、どれだけインタビューが楽しかったとしても、長い長い迷路に対峙した気分になります。そんな気分を遠ざけるために、slackを確認したり、Twitterを徘徊していて、あっという間に30分経ってしまった……なんてこともザラでした。

なので、なるべく執筆のハードルを下げるためにドキュメントを開いておくことをおすすめします。そして、文字起こしや構成のURLを貼っただけで「えらい!」と自分を褒めるようにしています。

執筆に着手するまでの億劫な時間をなるべく短く、そしてドキュメントを準備しただけで自分を褒めまくることをオススメします。

週末に作り置きをする

新卒1年目の頃は、締切が迫ると食事を抜きがちでした。そうすると、エネルギーがないから集中力も切れ、頭に血も回らず、結局締切に間に合わずに体調を崩す……というパターンを何度も経験してしまいました。

そこで、ここ数年続けているのが週末に平日5日分の作り置きをすることです。食事というのは、食べるだけでなく、スーパーに行って料理を作ることも工数に含まれます。特に、後者が時間がかかって面倒なので、週末に全部やってしまおう!という作戦です。

週末に平日5日分の作り置きをするので、「今日何を食べようか」と悩む必要もないし、レンジで温めるだけなで食事は30分で終えることができます。自分の健康を維持しながら、執筆時間も確保できるのでオススメです(ただ、毎日似たようなメニューになってしまうのがデメリットですが…)

適度な運動の習慣をつける

新卒1年目の頃は、全く運動をしていませんでした。小学生から高校卒業までバドミントンをしていて、「長年運動をしていたんだから、少しくらい運動しなくてもいいだろう」という謎理論のもと、体を全く動かしていませんでした。

そしたら、今までに感じたこともない肩の重み(肩こりというものを知らなかった)、しっかり寝たはずなのに昼間も睡魔に襲われ、体が一日中だるい…という事態が発生してしまいました。

ライターはほぼデスクワークなので、体も固まりやすいため、すぐに肩こりや腰痛につながってしまいます。また、村上春樹も書くためにフルマラソンを走ってるという話を聞き、新卒2年目から走るようになりました。

毎週日曜日にランニング、平日はYouTubeを使って筋トレを半年続けると、体調もぐんと良くなった気がします。

まとめ

総括すると、執筆ハードルをなるべく下げて、体調管理をしっかりする(特に後者大事)という話になってしまいますが、書くために、いや働くためにとても大事なことだと思っています。

みなさんもぜひ良い習慣を身につけて、良い原稿を書いていきましょう☺️

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私が所属しているinquireが運営する、ライターオンラインコミュニティ「sentence」がビジネスライター講座を開講します。ライターとしてもっとスキルアップしたい人、広報担当でもっと良い記事を書きたい人、オススメの講座になってますので、ぜひ以下のnoteを読んでみてください。

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