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感性って扱いにくい。

感性を大事に生きていこうと決めた。

約3ヶ月前は。

今はちょっと難しいなと頭を抱えている。

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『自分の感じたことを大切に生きろ。』
『感性は大事だ。』

そんなことはTwitterにごまんと流れている。

デジタル大辞泉
かん‐せい【感性】
1 物事を心に深く感じ取る働き。感受性。「感性が鋭い」「豊かな感性」

google先生辞書によれば感性という言葉は以上のことのようだ。読むだけでなんだか素敵に感じてしまうのは私だけだろうか。3ヶ月前の私もそうだった。ずっと、何かに我慢して生きてきて、感じたことを素直に口に出すことはいけないことだと思ってきた。

「なんでそんなこと考えるの。」
「そんなに深く考えなくていいよ」

心が感じたことが血液のように頭に登り、思考処理し、口でボールという言葉に変換され投げられる。そのボールは適切に受け取ってもらえないと、虚しく音をたてて落ちて消えてしまうのだ。

そんなことが幾度となく繰り返されると、ボールを投げることも嫌になり、頭で思考処理するのも嫌になり、心で感じることすらも嫌に感じてくる。そうやって少しずつ少しずつ心で感じることを少なくして生きてきた。

それでも、感性を大事に生きていきたいと思ったのは、大事にしている人たちは表現が豊かで、私にはないものを持ってると思ったからだ。

とある風景が、
今日の指の間を通る風が、
夜の雲の色が、

時には不思議で、
時には泣きそうになり、
時には自分は生きていていいんだと思える。

そんな感性が素敵だなと思い、自分もそんな世界が見えるのならば見てみたいと感じ、感性を大事に生きていこう決心した。

でも、感性はそんな"いいもの"ばかり感じ取るのではない。

しんどいな、
疲れたな、
認められたいな、
愛されたいな、
見たくない感情も見えてくる。

さらに、私はネガティブだ。感じるものは、私が憧れていたような前向きに思えるようなものでもなく、なんだか後ろめたいものばかりで毎日ちょっと息を吸うのが苦しい。

まだまだ感性を大事に生きるのは難しいなと思う、梅雨入りの夜。

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