フィリピンに滞在して2ヶ月経った今。

【フィリピン・マニラ滞在記 #003

フィリピンに来て2ヶ月ほど経過した感想とか思いとかいろんなものを再確認しようと思う。

【どうしてフィリピンに来たのか】

Q:そもそも、なぜフィリピンに来たのか?
A:とにかく東南アジア(海外)で生活して、働いてみたかったのだ。

Q:なぜ東南アジアで働きたかったのか?
A1:人口=経済力と考えている僕は、人口が減り、おじいちゃんおばあちゃんばかりで生産人口が著しく減少する日本で未来を見出せないでいた。
�A2:東南アジアの成長する雰囲気の中で、仕事がしたかった。

Q:これからの目標は?
A:東南アジア(世界)でサバイバルしていく能力を模索する。

Q:身に付けたい能力は?
A:完全に模索中だ。IT業界経験と�卸売業で営業として働いた経験を生かしたい。もしくは、これからくる能力を強くしたい。

【日々の振り返り】

ー食事
  マニラ周辺の中でも、高級な街に属しているので、300ペソ前後かかる。ただし、食の種類はまだ選べる方。僕はベトナムのフォーが好き。

ー住居
 とにかく蟻が出る。蟻の巣コロリが必須となります。フライパンに蟻が湧いた時は、想像を絶する気持ち悪さでしたね。フィリピンでは、アルコールで消毒することが一般的だが、それをふりかけたところ、効果覿面で一瞬でお亡くなりになられる。ただし、根本的なかいけつではないため、蟻の巣コロリが必要である。2個で400PHP(1,000円くらい)するのは殺人的な価格だ。このアルコールを振りかけてみて思ったことが、致死量を越えると死ぬということだ、何事も適量がいいということを肝に銘じておくこととしよう。

ー仕事
会社にも大分慣れて他の人と談笑することも増えた。もっと昔からいるみたいに見えると言われるくらい溶け込めた気がする。ただし、仕事に関しては、もっと勉強する必要があるし、インプットしたい。そろそろ自分がやりたいアプリとかも日々考えるようにしたい。

今いる部署が日本語案件であることと、そこまで忙しくない部署であることから将来的に大丈夫か自分と思うくらいスキルがあまり身についていないように思える。8:30〜17:30が就業時間で残業もほとんどと言っていいほどない。業務的に月に1回発生する程度。IT企業でたくさん吸収しようと思っていたが、あまり成長を感じていないことも事実なので、自分で目標を設定して、なにかしらを身につけていくべきだと思う。

【主戦場を変える】

ちきりんさんの本で、マーケット感覚という本があったが、それの影響もあった。どこの戦場で、どうやって戦っていくのか日々考えることになる。

大学を卒業し、新卒としてベンチャー企業に入社した。日本でベンチャー企業の営業職という戦場で2年ほど戦っている中、この先をぼんやりと考えた時に、いや考えることもなく本能的にずっと日本で暮らしていくことはイヤだと感じた。収入、キャリアを見つめると、このまま過ごしていても、ゆっくりと沈んでいくイメージしか湧いてこなかった。

サラリーマンとしては、某商社に入社して働いていくことが収入面でも、社会的な地位においても間違いがないと思う。僕は、合コンというものとは全くの無縁の人間だけれども、『某商社の人間です(どやっ!』って感じでいけば合コンでもモテモテだろう。入社して10年もすれば、夢?の年収1,000万円も実現が見えている。このロジックが働いている場所では正直勝てないと思った。就職活動というスタートダッシュで、ほとんどの将来が決まってしまう怖さである。

商社という属性に合う人合わない人がいることは勿論なので、これが正義ではないが、サラリーマンとしての収入・社会的地位は間違いないだろう。『○○会社で働いてます。』という言葉を発すれば、『おお、すごい』と自動的に言われる。『東大です。』『京大です。』『慶応です。』『早稲田です。』で『おお、すごい。』と言われる構造と全く類似している。

そういった価値観で働いている人たち、もしくはそういう戦場を主戦場として戦っている人と戦うことに限界を感じたのである。学歴的に行けば、それなりなのだが、そんなことは全くの無意味だった。

そして、田舎に帰って仕事をするという選択肢も僕の中にはあまりなかった。東京という都会は、何でも揃っていてすごく便利すぎたのだった。田舎に帰れば田舎に帰ったで、なんとなく居心地もいいのだけれど、何か違う気がしていたのだ。余生を過ごすには、いいかもしれないが、若いうちは都会で生きていた方が良いとなんとなく感じている。

そのため、日本の東京という市場で戦うことも辞め、他の市場で戦うことを強く決意することになる。バックパックをした経験から、ヨーロッパとかよりも東南アジアだとなんとなく思っていたので、その辺の国で生きていきたいなーと日々思っていた。

あまり後先も考えもせずに、会社を退職する決断をして、退職。海外では英語が必要だろうという、これまた短絡的な考えから留学費用の安いセブに英語留学を行う。手持ちの武器を掛け算していくために、「1英語 × 2マネジメント × 3IT」をキーワードに就職。

正直なところ、英語をほとんど使わない、マネジメントには携わらないという部署にいるため、3のITという業界で勉強していることしか磨けていない状態である。

また、自分が現地採用というポジションでどうこれからの世界をサバイバルしていくのかということが僕のこれからのテーマとなっていくだろう。

【これからの目標】

ー12月末までの目標
英語2時間
プログラミング 2時間
ブログ 1時間
を毎日投資していくことを目標としていく。

ー将来的な目標
世界のたびびとになること

旅が好きなのだ。ただし、一人でバックパックすると楽しい思い出もたくさんできるが、誰か伴侶と苦楽を共にしたいと考えるようになった。それを実行するために、準備をしたいと思う。

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