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行政書士事務所を軌道に乗せるための法則


開業後、まずは食べていけるように

行政書士事務所を開業する動機、年齢や家族環境はさまざまです。
ですが、誰もが事務所経営を安定させたいと願うものです。
サラリーマン時代のように毎月決まった給与が入ってくるわけではありませんし、独立後は二度と望めませんが、安定収入は喉から手が出るほど欲しいでしょう。

まして家族を抱えての独立開業や、子供が育ちざかりで食費はもちろんのこと学費や塾代もかかる時期だと、なおさらです。
大きく儲けるよりも、何が何でも食べられるようにすることが先決です。

行政書士の弱点は単発業務が多いこと

とはいえ、行政書士の弱点は単発業務が多いことです。
その点で、税理士や社会保険労務士と比較すれば、食べにくい資格になっています。税理士や社会保険労務士は毎月の顧問契約がメインとなりますので、安定した収益が見込めます。

行政書士は例えば風俗営業許可を受任しても、原則的には許可を取得したら顧客との関わりは途絶えます。パチンコ店の風俗営業許可のように変更許可なども行政書士への依頼があるケースは別ですが、まずは単発業務です。
古物商許可なども、同様です。

事務経営を安定させている事務所がやっていること

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