あなたと桜を見に行きました。

雨が降っていて、私が車から外に出て自分のコートを取り出していたら、あなたが私が雨に濡れないように、自分の傘を傾けてくれました。

あなたの肩が濡れてしまっていることにそのとき私は気づきました。

私の生涯をかばうために、あなたは今日みたいに雨に濡れることが
あるかもしれない。
私はそんな風に思いました。

今までも、あなたは私をたくさん助けてくれました。
そして、それを私に気づかせないでいてくれた。

あなたみたいに良い人はいない。
それだけは本当にそう思います。

雨が降っていても、桜は綺麗で、今年も昨年と同じ場所で、その咲き誇る薄ピンクの綺麗な花びらをあなたと見ることができました。

少しでも長い時間をあなたと過ごせたら、それだけが今の私の願いです。


私を好きになってくれて、ありがとう。