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飽きない蝉、鈴虫を懐かしむ

飽きることなく鳴く蝉の声をbgmとしていつまでも嫌々ながら受け入れていたかった夏だった。数日前、昼休みに同僚が蝉の声を聴くとプラス2℃余計に暑く感じるといった。

_______ 雨が止んでから退勤したその日は、久しぶりに鈴虫の音を聞いた。鳴き声に涼しさを乗せて運んでいるようだった。秋はもうそこまで迫っているのだろうか。グラデーションのような曖昧な季節の変わり目を様々な声から懐かしむように、また新鮮な気持ちで感じていたい。



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