𖤣𖥧𖥣 ʑų 𖡡𖥧𖤣

ヒトと言語と文化。海外在住です。 旅行先・滞在先で感じたことの日々の記録。 インプット…

𖤣𖥧𖥣 ʑų 𖡡𖥧𖤣

ヒトと言語と文化。海外在住です。 旅行先・滞在先で感じたことの日々の記録。 インプットとアウトプット。 https://linktr.ee/13021.11

最近の記事

信仰心を持たない日本人たちの心の拠り所について考える

「信仰心」とは一体何なんだろうとずっと考えていた時に、たまたま知り合いにすすめられて観ていたNetflixのドキュメンタリーでしっくりくる表現がありました。 幼少期に弟を病で亡くした一家の長男であるこのカウンセラーの男性は、出来事を機に精神的に親として機能しなくなった両親を支える必要があった、というこのシナリオは、一見ブラウン管越しの悲劇のようであって、実は私たち日本人も見過ごせない社会問題のひとつだと思っています。 今日は、自分なりに考察してみた日本と日本人についての見

    • 東南アジアお土産 ❃ 私のお気に入りマッサージバームコレクション

      香りの好みがわかれそうではありますが、東南アジアで購入できる、私のお気に入りのマッサージバームたちをご紹介します。 1.Tiger Balm みなさんお馴染みのタイガーバーム。乳白色のバームはスーッと鼻が通るような爽快な香りがします。こちらは小さい方のサイズですが、あと3周りほど大きいサイズもあります。どっちも持ってます(笑) いずれにせよ、持ち運びにも便利なので通勤バッグのなかに必ず入れてます。 こちらも2サイズ展開の湿布バージョンです。就寝時に大胆に使うのが好き。

      • Hotel Review ❃ ベトナムの秘境でステイケーション

        少し前ですが、弾丸で夕日を見にベトナムへ行ってきました。 今回は観光ではなく、ホテルでStaycationです。 私はもともとホテルで法人営業をしていたのですが、ホテル業界を離れて生活の拠点が東南アジアになった現在は、ゲストとして利用する機会が増えてきました。 ホテリエだった当時に入会していたMembershipのポイントが、気付かないうちに結構溜まっていたので、「ここまできたらもっと溜めてグレードをあげてやろう!」と燃えてきた今日この頃です。 私が勤めていたホテルのグ

        • 海外生活 ❃ イギリスで暮らして感じたイギリス人の人たらしっぷり

          日本人コミュニティにおいて、「褒める」というアクション自体は至って簡単なことなのに、なかなか実際にできる人ってあまりいないのかもしれないなと思う今日この頃です。 昔よく好きで見ていた外資系航空業界で活躍するイギリス在住の日本人CAのYouTuberさんが「難しいお客様がいたら、まずその人の身に付けているものを褒めるようにしている」と動画で言っていたのですが、全く同じことを学生時代バイトで働いていたアパレルショップのやり手SVが言っていたのを思い出しました。 私自身、長年接

        信仰心を持たない日本人たちの心の拠り所について考える

          海外生活 ❃ 在外邦人の私が目から鱗な日本の魅力に気付いた瞬間

          自分の周りには海外旅行に行ったり、海外に移住する人があまり多くないのもあって、よく「海外から見た日本の魅力って何がある?」と聞かれます。 この記事をこれから読んでくれる日本人のみなさんは、どのような魅力が思いつくでしょうか? よく訪日外国人が口にしていたことは、街中にゴミ箱が設置されていないのにすごく綺麗だということ、トイレのウォシュレット機能が充実していること、日本人たちが礼儀正しいということなどですが、私は日本を離れて生活している期間が5年近くあるので、在外邦人ならで

          海外生活 ❃ 在外邦人の私が目から鱗な日本の魅力に気付いた瞬間

          マレーシア旅行記 ❃ ブルーモスクを訪れて学んだイスラム教のこと

          世界のニュースがパレスチナ問題一色に染まってきました。長年に渡り、現在まで続いているこの争いですが、遠い国同士の内戦だとしか思っていませんでした。 先日、私の住むマレーシアでもデモがあったようです。これを機に、というのも遅すぎますが、今ちゃんと自分で知ろうせずしていつやるんだと思ったので、実際にイスラエルとパレスチナ間で今何が起きているのか、それぞれの歴史的な関係性について、それから、この問題に大きく関わる宗教史についてからもまず少しずつ調べています。 そこで、今日は1年

          マレーシア旅行記 ❃ ブルーモスクを訪れて学んだイスラム教のこと

          中学生の私が教室で孤独を感じなかった理由

          「あなたたちは素晴らしい学年だと保護者の方から言っていただける」と学年主任である私の担任の先生は誇らしげに繰り返しよくそんなことを教壇で言っていた。実際に私の中学時代は、同級生にも先生にも恵まれてたなと思う。 私たちはひとクラス35人程度、1学年3クラスしかない学年だった。自分の両親の時代だと7クラスほどあったと聞く。7クラスもあれば名前も知らない、顔も思い出せないという同級生がいてもおかしくない。 私は、中学校の同級生においては漢字までは思い出せないけれど、フルネームと

          中学生の私が教室で孤独を感じなかった理由

          美しいひと

          とても美しいひとが、生前にテレビで話していた「彼女を思うあまりに苦しかった過去の恋愛」についての告白動画をみた。 普段テレビを観る習慣がないし、私は特別彼のファンだったわけはない。 私の友人のひとりが彼の大ファンで、「彼が夢に出てきた!」とだけの他愛もないLINEをわざわざよこしてくるほどには大好きで、正直彼女から聞いてやっと名前はわかるぞというぐらいにしか認識していなかった。 恐らく私と同じようにテレビでその姿を追っかけるほどの熱狂的な愛はなくとも、彼の自死に衝撃を受け

          本紹介 ❃ 「人生を変えた一冊?」 Deep River / 遠藤周作

          東京のどこかに、「あなたの人生を変えた本」というテーマで集めた本だけを置いた本棚のあるカフェがあるらしい。素敵なコンセプトだなぁと思う。 私は決して読書自体得意ではないのだけど、「読書が好き」と言う人に「なぜ好きなのか」と聞いて、その本を通してその人の人生観や世界観を知るのが好きだ。 パンデミックの真っ只中、人間との会話が恋しくなり、マッチングアプリを介して何人かにその質問だけを投げるという暇つぶしをしていた。 唯一印象深かったのは、その人が好きな洋書のページにある可愛い

          本紹介 ❃ 「人生を変えた一冊?」 Deep River / 遠藤周作

          南フランス旅行記 ❃ Traveling is Drugs for Adults

          ひどい恋の終わりを経験した。 「9月の南フランスは、まだまだあたたかいわよ」と、天気の悪いイギリスで当時一緒に働いていたフランス人の同僚に煽られて決行することにした南フランスへの傷心一人旅。 “Traveling is drugs for adults” 旅行までのカウントダウンが1週間をきった頃、イギリスの友人宅で集まっていた際に、友人の母がそんなことを言っていた。 失恋については、友人母には詳しく話さなかったのだけど、旅行好きの彼女にニースへホリデーに行くことを話

          南フランス旅行記 ❃ Traveling is Drugs for Adults

          音楽と私 ❃ 日曜日に聴くSpotifyプレイリスト

          1日24時間のうち、ほぼずっと音楽を聴いています。 私にとって音楽を聴くことは、「衣食住音」という新しい四文字熟語を生み出してもいいくらい、朝起きて歯を磨くことのような生活の一部であり、ジュエリーや香水をつけるようなファッション感覚で身体に纏うようなもの。 電車に乗る時や、人混みに出る時はイヤフォンで音楽を聴いていないと気がどうかなりそうになってしまうので、うっかり忘れたり、失くしたりしてしまった時のために、いつもスペアをカバンのなかに用意しています。 そんな私は、人と

          音楽と私 ❃ 日曜日に聴くSpotifyプレイリスト