真宗は本当に “無戒“ の宗教か?
浄土真宗は、普通の仏教宗派では必要不可欠な戒律がない宗派と言われています。 そのため戒律を受けて仏教徒になる、という意味での “戒名” がなく、“法名” をもらうことを持って仏教徒になったとします。 お葬式などで“何故真宗だけ法名って言うの?”と思われた方もおられるかと思います。
これは「末法で真実の持戒をしているものはいないので、それを救済の条件にすることはない」という宗祖の理解に基づいているところから来るのですが、それがために繰り返し「戒律や世間的な善悪など無視できれば