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とうとう我が家にも「コロナ」がやってきました。

相次ぐ学級閉鎖

子供たちの学校では連日学級閉鎖が続いています。
多い日だと、1日に4クラスが閉鎖する日も。

児童だけでなく教師陣にも感染者が出ると授業自体が立ち行かないため、学校側も必死に対応に追われていることが伺えます。

この状況はなにもうちの学校に限ったことではなく、全国で同様の現象が起こっていると思います。

頭痛を訴える娘

金曜の朝、娘が起き抜けに
「なんか頭いたいかも、、」
と言ってきました。

娘はたま〜に学校を休んで家でゆっくりしていたい時があるので(つまりズル休み)、正直この時もそうかなと思っていました。
一応口実を作るあたりかわいいと思いつつ、気が変わったら遅刻で連れていこうと、そのまま休ませることにしました。

発熱→小児科へ

本を読んだりYouTubeを見ながら過ごしていた娘は、あまり食欲はなさそうでしたが大人しく過ごしていました。
夕方になって、娘の顔が少し熱っぽくなっているのに気づきます。
測るとすでに38.3度!
すぐに小児科にかかることに。

オンライン予約した小児科はいつもなら2時間待ち覚悟なのですが、この時の待ち人数はたったの4人だけ。
今は皆さんなるべく病院に行くこと自体控えているのかもしれませんね。

受付では発熱がある旨を伝え、別室待機させてもらいました。
受診で心音や喉をチェックしてもらいながらいきさつを説明すると、先生は
「ほぼ間違いないと思うけど。」
コロナの検査を受けるかどうかは私にお任せすると言います。

検査を受けるか受けないか

具合が悪くて検査ができる環境なのに、検査をしないという選択肢がなかったので、どうしますかと聞かれてちょっとたじろいでしまいました。
聞くと、中にはほぼ感染は確実に見受けられても
「検査はしない」
方もいるようです。
検査は国から強制されているわけでもないし、最初から小児科にかかっていなければそもそも感染に気付いていないままということもあり得ます。

発症から本人は10日間、濃厚接触者にあたる家族は7日間の自宅隔離を余儀なくされます。
仕事や諸々の事情で、それは無理という方もいらっしゃるのでしょう。

「検査は受けるもの」
と思っていたんですが、
「受けるか受けないかどうするか」
と聞かれると、恥ずかしながら自分の中に明確な答えを持ち合わせていなかったので一瞬迷ってしまいました。

少し考えて、やはり検査はお願いしました。
すぐに結果がわかるならと、抗原検査にしました。
娘の両手をしっかり握っていてくださいと言われ、看護師さんと2人で娘の手と肩を握ります。
曲がる先端に白いガーゼが付いた細い棒状の器具を鼻から奥へ奥へと入れられます。
「え?もっと入れるの?!」
そりゃ思わず手が出てしまうわ、というくらい奥までグーっと入れるので、娘は痛いと泣き出します。
棒を取り出すと、白いガーゼの先端は少し血で滲んでいました。

陽性の検査結果は3分ほどですぐに出ました。
感染における注意事項が印刷された用紙を渡され、保健所には病院より連絡をしてくれるそうです。

帰りの自転車に乗りながら、
「コロナに罹りたくなかったよー」
と娘は泣きます。
「〇〇(娘)のせいじゃないから、大丈夫よ」
と声かけをしながら、次週の予定調整や習い事のキャンセル連絡など、あれこれ頭の中で算段を立てていました。

自治体からの差し入れ

翌日昼過ぎ、インターホンが鳴ります。
息子が対応してくれましたが、
「〇〇さん(娘の名前)のお宅で間違いないですか?」
と聞かれたとのこと。
「そうです」
と息子が答えると、そのまま荷物を玄関に置いて配達員さんは去っていったようです。

荷物を確認する前にそのことを聞いた私は、
「いきなり名前を聞かれたら、まず相手が何者か最初に聞いてね」
と息子にお願い。

母子で暮らしているので私がちょっと警戒心が強いのかもしれませんが、変な勧誘や子供相手に個人情報を聞き出そうとされたら嫌だと咄嗟に思ってしまいました。

玄関先には宛名も何も書かれていない段ボールが一箱置かれていました。
一瞬怪訝な気持ちになりましたが、開けてみると中には自治体からの説明書と共に日持ちする食品や水などが入っていました。
保健所に連絡が行ったコロナ陽性患者に届けられるものだそうです。

これで10日の隔離は到底乗り切れませんが、とりあえずこの日の昼ごはんが決まったことはありがたい。
そして保健所のスピーディーな対応に本当に驚きました。
ありがとうございます♡

すぐに元気になった娘

翌朝、前日の熱っぽさはどこへやら。
たまに
「まだちょっと頭痛いよ?」
と言いながらも、すでにピンピンしている娘。

これじゃあ、本当に「ちょっと風邪っぽかっただけ」と勘違いするケースもあるだろうと思いました。

年齢が小さい方が症状が軽い場合が多いようなので、
「一晩様子見てみよう」
とすぐに病院にかからなければ、
「取り越し苦労だった」
と感染に気付かぬまま社会生活を送っていると思います。
そういう背景も感染拡大の後押しだったのではないかな〜と想像しました。

私も発症

娘が発症してから1週間ほど経った頃。
朝起きると首から背中にかけてバキバキに凝り固まって動かない。
首を上げようとしても痛くて、手で下から支えながらそーっと起き上がります。
前日パソコン作業しすぎたからかな?と思い、マッサージボールなどでほぐしてみたものの、振り返る時も首だけをくるっとまわせないくらい。

喉も少し痛い。
のど飴を舐めながら、いつもの通り子供たちの食事作りや片付けをしていましたが、夕方になり発熱を感じる頃には一気に38.3度まであがっていました。

体は相変わらずバキバキのまま、立ち上がると頭がクラクラします。
発熱はまだしも、頭痛がしてきたので家にあった「ロキソニン」を飲みます。
「カロナール」もあったのですが、これまでの経験から私はカロナールを服用してもあまり効果を感じたことがなくて、、。

一時は38.8度まで上がった熱も、薬のおかげでぐっと下がり、体もずいぶんと楽になりました。
喉は相変わらず痛かったので、浅田飴と龍角散を交互に舐めながら過ごしました。

夜2時間ほどのzoom打ち合わせも難なくこなし、この時は
「え、こんな軽い程度で済んだ?」
と思いながら就寝しましたが、翌朝はまた38.2度に上がっていました。
喉の痛みも最悪💦

頭を動かすと頭痛もするので、ブドウ糖のゼリーだけ飲んで再度ロキソニンを服用。
またほどなくして体は少し楽になったものの、この日は終日気だるさを抱えたまま過ごしました。

結局38度台の熱は3日続き、倦怠感、関節痛、喉痛、頭痛がありました。
対処療法ではありますが、乗り切れたのはロキソニンの功績が大きかったです。

検査キットの確実性?!

アマゾンで検査キットを購入していたので試してみました。

薬液の入った容器をセットして、唾液を1cc入れて10秒間振り混ぜ、5分置いたのちシートに垂らして反応を待つというもの。

結果は、、、
まさかの陰性でした!!
手順に不備があったのかなぁ?

風邪も流行っているようですが、、このタイミングで、あれだけ症状が出揃っててただの風邪、、?!
可能性は、なくはないですけどね^^;

息子も発熱

なるべく距離をとって接触しないよう気をつけてはいましたが、やはり同じ家で暮らしているから仕方ありませんね。
私が発症した2日後に、息子が頭と喉が痛いと言って起きてきました。
「とうとうきたか」
3度目は確信に近いものを感じます。
流れも経過も大体わかっているので、だいぶ落ち着いて対応できました。

朝は平熱でしたが、昼頃には一気に39.1度に。
息子にも私同様、ロキソニンは必要と感じた際に1日2回までで服用させました。
一時は39.5度まであがりましたが、発熱自体は3日間でそれ以降は平熱に戻りました。

「味覚障害」の話をよく耳にしていたので、正直それが一番懸念していたのですが(食事の楽しみを奪われるのはなによりコワイ、、)、そこに関しては皆大丈夫だったので小さく安堵のため息。

今回我が家の3人の症状は非常に似通っていたのでまとめてみました。

□頭痛(最初から最後までわりとしぶとくある)
□一気に高熱(子供は簡単に39度を超える)
□喉の痛み
□倦怠感(風邪時と類似)
□関節痛(私だけ)

ここまで長文お読みくださりありがとうございました!
今回主に経緯と症状について綴ってみましたので、次回は別途カンヅメ生活の食事事情などを、自分の健忘録も兼ねて書き留めてみようと思います。

少しお高いけど効果あります。浅田飴。


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