見出し画像

発信をしようと思った理由について

本当は興味なかった

今のZ世代やミレニアム世代の方たちにとってSNSやブログで発信をすることは呼吸をするくらい自然なことなのかと思うのですが、少なくとも私は自分のことを発信したいと考えたことはありませんでした。

流れてくる情報を受け取る専門で、多くの方が言われているように自分の発信に価値があると考えたこともありませんでした。
これだけたくさんの方が発信されていて、自分が何か発信したところでどうせ二番煎じ、三番煎じにしかならないだろうと。

まぁ正直今もまだ疑心暗鬼ではありますが。笑


発信でできたつながり〜オフライン〜

でも現実世界で言うと、私が自分の経験を伝えたことによって抱えている問題を相談された方や一歩を踏み出すきっかけになれたことがありました。

例えば、幼稚園には別居理由をお伝えしていたのですが、子どもが卒園ししばらく経ってから園長先生からご連絡がありました。

父兄の中に夫婦のパワーバランスが崩れていて、子供の情操にも悪い影響が顕著に現れてしまっている家庭があり、あらゆるアプローチをしたが変わらず頭を悩ませていたとのこと。
その時に私のことを思い出し、同じような体験をした私と話をしたら何か変化があるのではないか、協力してくれないかという内容でした。

そのお母様と実際会って話を聞いたり自分の体験を話したりしたのですが、初めて胸の内を吐き出せたことだけでも随分と楽になったとおっしゃっていました。
最終的にはその方の判断になるので、その後夫婦関係が修復できるのかお子さんの情緒が安定するのかの判断にはまだ時間がかかるかと思いますが。

私の場合は「言いたかった」のではなく、「言っておかないといけない」と思ったので幼稚園に伝えたまでですが、それがきっかけでお声をかけて頂き、一人悩んでいた方のお話を聞いて寄り添うことができました。

こういう話はデリケートなので、ある程度仲良くなってからでないと、聞く方も話す方も気を使ってしまうと思いますが。

公園で子どもを遊ばせながら、普段あまり話していなかった幼稚園のお母さんと話していたとき。
彼女は夫との関係に悩んでいたからアンテナがすぐに反応したのだと思いますが、私が別居しているとわかった途端、詳しく話を聞かせてほしいと色々と相談されました。

私が相談に乗る際は、
・相手が出し切るまで耳を傾ける
・参考になれば自分の体験を語る
この2点を心がけています。

逆にもどかしいと思っても、相手の今後の身の振り方を「こうした方がいい」と断定することはありません。
自分の答えは必ず自分が出すものだと思っているので。

彼女の場合は、自分の中に既にあった答えを、私との対話が行動に移す後押しになったようでした。
現在は旦那さんとは離れ、弁護士さんを介してやりとりをしているようです。


実際にそのようなことがいくつかあり、
「私の経験が参考になる人って、意外といるのかもしれない?」
私にとっては辛い経験だったけど、その時に取った行動とか悩みに抜いたことが、もしかして誰かの参考になるのかも、と思ったのです。


見ただけじゃ誰が悩んでいるかわからない

SNSの使い方もおぼつかないような私の発信は、拡散の仕方もわからずそれこそ砂漠で一人つぶやいているようなものかもしれません。
でも、思い返して文字に起こして、過去の自分が考えていたことを整理してみることは、私自身の心の片付け効果もあるなと思ったんです。

面と向かって対話すると、相手の表情や仕草も見れるので感情が汲み取りやすいしこちらも熱がこもってコミュニケーションの方法としては一番好きなのですが、その時の話はそこ限りで終了してしまいます。

文字に変換することは、思考をまとめるのに時間もかかるし、自分のボキャブラリーの乏しさを突きつけられるし、タイピングが進まなくてまるで一時停止のように固まったまま何時間も経っていることもあります。

だけど、1対1で発したら消えてしまう声だけの情報ではなく、文字にすると残ります
話しているのをそのまま残すことも一案だとは思いますが。
話すことの何倍も時間がかかりますが、文字にすることでより思考が深くなる気がしまして。

実は前に一度自分の体験をブログ発信しようと試みたことがあります。
その頃はもう別居をしていて、まだ数記事をアップしたに過ぎなかったんですが、どういうわけか夫にバレてしまいまして、、。
エピソードも具体的だったので、すぐに確信したようです。

ふわっとした内容ではなく本当はアケスケに、その場の臨場感を感じられるようなエピソードを伝えられたらと思うのですが、そんな背景から少し疑心暗鬼な記事の文面、言い回しとなりすみません。


DVやモラハラに悩んでいる人に私の体験をお伝えできたらと思っていますが、正直言うと過去の辛かった時期を回想して文字に起こすのって結構心が消耗します。

私自身は本来楽観的な側面もあり、物事をポジティブに捉えることが得意な方です。
だからそこまで深刻なうつにもならずに結婚生活を乗り越えられたんだと思いますが。笑

真剣に話すし聞きますが、深刻になりすぎて聞いた方も話した方も最後に苦しい気持ちだけ残るのはとても不幸だと思います。
話したからって大変な状況は変らなくても、それでもちょっと笑顔になれて、少なくなってた元気な気持ちを少しでもチャージできたらいいなと思っています。

人間関係を円滑にするための方法や用語はたくさんありますが、結局どれも
「心の持ちよう」
が大切なんだと説いているように思います。

目に見えないけど、心って本当に重要。
物事の捉え方のバリエーションを増やせるだけで雷に打たれたように心が軽くなることだってあります。

私の発信が果たして何人のお目に留まるかわかりませんが、
・自分の心のデトックス
・たまたま誰かの参考になったらいいな
今はこんな気持ちでゆっくり続けていこうと思っています。

最近お気に入りのエピソード

ちなみに最近衝撃だったのは、
「電車が大好き!」
という友人の発言。

日本の通勤ラッシュの風景は揶揄されることも多いですし、私自身も好きではないので好きな人なんていないと思っていたのですが。

「電車に乗って1日を始めたい。
 なんか1日が始まった気がするの。
 満員電車でぎゅうぎゅうなのも大好きなんだよね〜♡」
という友人の発言に心底おったまげたわけです。
そんな考えがあるなんて!!

私が満員電車好きになることはないでしょうが、電車に乗るたびにそのエピソードを思い出したらなんかフッと笑ってしまいそう。
嫌だと思っていた電車も悪くないかもと思えそうです。

心の赴くままに気づいたことを綴っていきますが、読み終わったあとに少し心が元気になれるような、そんな記事を書いていきたいなと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?