「エクオール検査」

「エクオール」とは耳慣れない言葉かもしれませんが、女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きをしてくれる成分だそうです。

女性ホルモンそのものではないのですが、エクオールが働いていると、

このような効果が期待できるそうです。
女性なら是非ともがんばって働いてほしいと思いますよね。

しかし残念ながら、
日本人女性の過半数が体内でエクオールを作り出せないのだそう。

ガーーン！！！

遺伝性はなく、エクオールの値が変化することはあるようですが、今現在の自分はエクオールが体内で生成されているのか知りたくて、検査キットを購入してみました。

楽天やアマゾンで販売されています。
私は今回アマゾンから購入しました。
税込4180円でしたが、2個セットで7418円の販売もありました。
（2022年3月5日時点）

1個あたりに換算すると2個セットの方が約470円お得なので、お友達や家族とわけて試してもいいかもしれないですね♪

採尿して日付や名前を書き、同梱されている封筒に入れて送るだけ。
マイページの登録をすると、検査が終了した時にメールに通知がきます。
お試しされる場合は、バーコード下の番号だけ、控えるのを忘れないでくださいね！

オススメの本：「更年期の教科書」

「更年期」の文字がちらつきはじめましたお年頃。
エクオール検査は色々調べていた中で知りました。

「更年期の教科書」という本は、産婦人科医の高尾美穂さんという方が執筆されています。

私はネットで色々と検索もしますが、知りたいテーマが決まっていたら割と書籍から学ぶのがコスパがいいんじゃないかと思っているタイプです。

でも、更年期についてわかりやすくまとめられている書籍って意外となかったりするんですよね。

こちらの本にはプレ更年期からアフター更年期までに起こる体の変化が具体的に記されていて、イラストもふんだんに入っているので読みやすかったです。

そしてエクオールについての説明もバッチリされていました。

エクオールを作れる人の方が更年期が軽い傾向があるようです。
更年期症状なんて軽い方がいいに決まっています。
なんとなく、私自身は体内でエクオールが作れる側なんじゃないかと思っているのですが、、
災害や詐欺も、自分だけは大丈夫というような人間が持つ謎の自信ですね笑

真冬にノースリーブ

「更年期」と聞いて思い出されるのが高校の時の友人のお母さん（以下親しみをこめておばちゃんと呼びます）です。
私の母自体は更年期に入ったのは恐らく私が学生の頃くらいだと思いますが、その友人とは母娘で仲良くしていました。

ある時４人でランチをしていました。
季節は冬で、店内のお客さんもコートの下には大体みんなニットなど暖かい素材を着用していました。
「どれも美味しそう〜♪」
なんてメニューを見ていたんですが。

斜め前に座っているおばちゃんがどんどん服を脱いでいって、なんとノースリーブになったんです！
店内とは言え冬服で快適な温度設定になっていたはず。

なのにおばちゃんは額に汗をにじませながら、
「もー暑くて暑くて！
　ホットフラッシュホットフラッシュ！
　暑いのよ〜ほんと。
　いやんなっちゃう。あはは」
鞄から季節外れの扇子を取り出して顔を扇ぎながら、可笑しいように言います。

高校生だった私と友達はびっくりと面白いが同時にやってきて大笑いしてしまいました。
（友達も、まさかお店でノースリーブになるなんて驚いたようです。）

その時に初めて
「更年期」と
「ホットフラッシュ」
という言葉を知りました。

自分には全然関係ないものと当時は気にも留めていませんでしたが、ようやく自分ごとになってきた今になって、
「自分ではコントロールが出来ない体の変化って、おばちゃん大変だっただろうなぁ、、」
と、ようやくしみじみと感じいることが出来るようになりました。

エクオール： 私の検査結果

さて、聞かれてもおりませんが、もしかして気になった方もいるかもしれませんので？！
一応私が検査したエクオールの結果もご報告させて頂きます。

結果は〜
ダダダダダダダダダダダダン。

残念！！
というか、ほとんどショック！！！！！

ですが、私の体内ではエクオール先生は働いてくれていないようでした。
私も怠け者なので強くは言えませんが、
「バイトでいいから少しずつニート脱却しよう？」
とエクオールに思わず話しかけたくなる心境でした。

自分が望んだ結果じゃない時はもう一回試したくなる心理ってありませんか？
「次検査したら結果が変わる気がする。」
私も無根拠にそんなことを思いました。
うーん、3年後くらいにリトライしてみようかな。

レベルは１から５まであり、理想はレベル４以上だそう。
検査の前日には納豆なら１パック、豆乳なら200ml程度の大豆摂取を推奨されていたので意識しましたが、レベル１だともはや惜しいとも言えないですね^^;

ただし大豆自体は良質のタンパク源なので、今後も積極的に摂っていこうと思っています。

対策方法

ここまでお読み頂いて、
「なんだよ、半分の女性は『かわいそうでしたね〜』で終わりってこと、、、？！」
と絶望された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ご安心ください！（？）
対処方法のひとつにサプリメント摂取があります。

これは書籍の中にも効果を記されているので眉唾ではないと思います。
ただ調べてみるとエクオールのサプリは色々出てくるので、どれが自分にあっているかは探す必要があるかもしれません。
気軽に続けられそうもない金額の商品もあったので、数年摂取し続けることを考えると価格面も気になりますしね。

私はとりあえずアマゾンで価格もそこそこ＆レビューも割と良かったサプリを購入してみました。

じゃーん。
こちらです。

欲張りな私は他の成分も盛り盛り入って2680円（30粒）を選んでみました。
リンスインシャンプーが幻のようにすぐなくなってしまったのと同じで、一粒に入れる成分は一つが効果的、だったりするのかもしれませんが。

閉経の前後10年くらいが更年期の目安と言われており、実際はまだ本格的な更年期の自覚症状はありませんが、どうしようもなくイラついたり（母がそうでした）、おばちゃんのように体温調整機能が壊れてしまったら、とりあえずは婦人科に行こうと思っています。

体にパッチを貼るホルモン補充療法など、今は色々とあるみたいなので。
本格的に突入したら、具体的に試した方法などをまたこちらでお伝えしたいと思います。

結局ホルモンに支配される人生

「一生で分泌されるホルモン量は『ティースプーン１杯分』だけ！」
よく言われることですが、特に女性はこのちょっとのホルモンに大きく踊らされるな〜と感じます。

特に感じたのは妊娠出産期。
産前から産後もしばらく、自分の意思と関係なく七変化する体型や気持ちに振り回されていました。

アフター更年期は、ある意味女性がようやくホルモンの支配下から逃れられるのでしょうか。
バスツアーなんかに参加すると、60を過ぎた女性集団はすごく元気だったりします。
祖母が70の頃、戻れるなら60に戻りたいと言っていました。
子育てや体調の波に振り回されることなく体も元気な60代って、結構希望の年齢なのかもしれません。

高校生の私が40代のおばちゃんを全然違う世界の人と思ったように、今の私には60歳や70歳はまだ先に思えますが、リアルになるのは割とすぐな気がします。

更年期対策と並行して、アフター更年期にやりたいことを考えてみるのもいいかもな♫

エクオール検査をきっかけに自分の人生後半に色々と妄想が広がりましたが、良くも悪くも検査で正しい結果を知るとその後の対策も立てやすいというもの。

気になった方は見てみてくださいね〜^^