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家事のチカラ

仕事をしながら、家事や育児をするのが、本当につらいなあと思うことがしばしばある。
少しでも家事を楽にしようと、食洗器やロボット掃除機などを導入したり、物を減らそうとしたり、家族のでの家事分担システムを改善したり、いろいろ工夫はしている。
まだまだ工夫の余地はあって、その工夫もおもしろい。

一方で、家事をすることのよさもある。
それは達成感を味わえること。

私の仕事は、成果の可視化が簡単ではない。ここ何年か、たまたま数字に表れたこともあって、その時はうれしいなと感じたけど、できれば、日々のがんばりを、その手ごたえを感じることができたらな、と思うこともしばしばあったりするのだ。

そんなとき、家事はその手ごたえを感じさせてくれると思う。
洗ったお皿がしまわれた棚、片付けが済んだ後のすっきりした部屋。
自分の動きの成果を見ることができる。

また、私の仕事は頭を使うことが多くて、肩が凝りやすいし、ともすると、寝るまで、いや寝るときも仕事のことを考えてしまう。

でも、家事をすることで、一時的にでも仕事のことを考えずに済んだり、逆に気持ちのリフレッシュができて、仕事の新しいアイディアが生まれたり、あるいは、同じ姿勢で仕事をしてしまいがちな体を動かすことができたり。

家事は、仕事の妨げになる、と思っていたころは、ただただ時短だけを考えていたけれど、家事があることで、仕事がはかどったり、達成感を味わうことができると思えると、家事に対する姿勢も変わってくる。

と、ここまで書いて、「でも強がってるよな」と思う自分もいる。
家事も仕事も好きだけれど、でも、他にもしたいことはたくさんあるし、時間が足りないなあ、と。

でも、これに対する答えも、案外家事の工夫をしているときに生まれたりする。

家事タイムが、魔法使いになれるひととき、とまで思えるようになれると、面白いだろうな。

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家事の工夫

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