日本人世界的アスリートランキング(独断と偏見)

日本は世界有数のスポーツ大国だ。
それは選手が凄いと言えば競技によっては凄いんだけど、単純にスポーツインフラが先進国の中でも断然整っている。各国の先進国なども整ってはいるのだけれども、日本のように教育過程で誰でも入れる運動部があって、その中で努力さえ続けさえすれば殆どの人間が20代中盤位までは選手としてその競技を続けられる国など本当に珍しい。
殆どのスポーツ先進国は幼い頃に、割り振りが決まっていて、やりたくても出来ない状況であったり、そもそも日本みたいに「ちゃんとした」体育としての教育や部活動なども殆どない。
ただし選ばれた子に対しての投資は惜しまないのが特徴だ。優れたと判断された子にはとんでもない環境で育成する機関が構築されている。だから、世界のアスリート年収トップランキングで上位で日本人が大谷翔平と大坂なおみしかいないのも、大谷翔平は規格外として大坂なおみはその選ばれたプログラムに則った成果と言える。大坂なおみが日本で育っていたら、確かに凄かっただろうがあんなに稼げてはいない。
結論何が言いたいかと言うと、日本は世界に向けたトップアスリートをつくる環境は教育過程で整っていないが、全体的な運動能力は比較的優れているという事。そんな中でも世界中が知るようなビックアスリートに加わってる選手、加わっていた選手のランク付を勝手にしたいと思う。
これはそのスポーツの世界的規模や、商業価値でも算出したいので、あなたのお気に入りの選手が入っていないのは仕方のない事です。異論は認めます。なんたって独断と偏見ですから。

1.大谷翔平 野球選手。好青年。

MLBが世界的スポーツ機関では無いのは認めますが、単純に稼いでいる額が桁違い。
ドジャースから100億、スポンサーから100億の年収200億プレイヤー(100億程度)は、他のどんな戯言も捻じ伏せる。24億抜かれて無一文になっても3か月すればキャッシュで返せちゃう。

2.大坂なおみ テニス。比較的情緒不安定。

彼女を日本人として見るのもどうなのか、単純に国籍が日本なだけで日本語もほぼ話せないし、向こうでずっと育ってるからなんとも言えないが、それを言ってしまえばキリが無いので。恐らく日本以外の知名度だけで言えば大谷翔平よりも有名だと思われる。

3.中野晃一 自転車。眼鏡。

「僕のこと知ってる?」
「あなたの事を知らない人がこの世にいるのですか?」というデルピエロとの会話が全てを物語っておりますが、30〜40年前のヨーロッパでの1番有名人は彼。ヨーロッパで超人気スポーツのスプリント競技10連覇はマジでイカれてる。
日本でイタリア人が10年連続ホームラン王取ってる様な感じと言えば伝わるだろうか。
いや、朝青龍の日本での知名度みたいな感じだろうか。

4.イチロー 野球。教祖。

全盛期は「僕がアメリカで飯を食いに行けば10人中11人が僕に気付く」と本人が本当に、半分冗談で言っていたので恐らくそれくらいアメリカでは有名だったのであろう。野球好きなら世界中で知らない人間は殆ど居ないだろが、野球がそもそもアメリカで地味なメジャースポーツという微妙な立ち位置である為にこの様な結果になった。

5.松山英樹 ゴルフ。無愛想。

世界ランク2位、マスターズ制覇、全米オープン2位とかの経歴は年齢層も幅広く階級があるスポーツでない事世界的なスポーツである事も考えるともっと上でもいいのかもしれないけど、マキロイとかデシャンボーとかジェイソンデイとかみたいに世界のTOPOFTOP感がどうしてもなかったのと、世界的スポーツの割に競技人口が他のメジャースポーツと比べて比較的少なめなのがこの順位になった理由。ただ世界的認知度で言えばイチローより上だと思っている。

6.中田英寿 サッカー。日本酒。

日本人でゴリゴリのファンタジスタが居ないのがこの順位になってしまった要因なのだけれど、本田や長友、香川真司とかと比べても知名度や貢献度に関しては彼には及ばないのではないか。何より世界のトップ選手が、絶対的に彼の事を認めている様子が常に見て取れるし、そう言った意味でもサッカーで日本が世界に誇るNO1はHIDEでしょう。

7.井上尚弥 ボクシング。焼肉大王

ボクシングの軽量級で歴代PFPトップは彼か、リカルドロペスになるけれど団体統一や複数階級制覇の事を考えると、やはりトップは彼だろう。海外でビックマッチの経験がないのと、軽量級が海外では競技人口が少なく人気がない為この順位。彼がもし中量級以上でこの強さを発揮するなら彼はTOP3に入る。ただPFPで常にTOP3に居ることを考えるともっと上でもいいようなそうでもないような。

8.室伏広治 問答無用。

世界的メジャースポーツでも無いのだが、たぶん日本人以外に知ってる人も殆どいないだろうし、ただただ圧倒的な身体能力と日本人が相手にならない分野でステロイド軍団を除けば歴代世界1位という記録はもう知名度とか抜きにしてぶち込まなければ失礼だという事。日本人の歴代身体能力に数値があるのなら、2位にダブルスコアが付けれるレベル。殆どの競技でトップになれたであろう逸材。

9.錦織圭 テニス。天然天才。

おっとりしたキャラの影響なのか世間一般から崇められる存在ではないのが他の選手との違いであるけれど、4大大会ベスト8入り10回、内ベスト4が2回、準優勝1回。ツアー優勝12回は他の日本人テニスプレーヤーの成績と比較してみると、歴然とし過ぎていてその偉大さがわかる。そんな日本テニス界の神もメディアによって不思議ちゃん扱いなのが歯痒さを感じる人も多いだろう。
ATP生涯獲得賞金歴代18位。これは凄い。

10.国枝慎吾 車椅子テニス。最強。

障害者スポーツを入れるのはフェアじゃないのか分からないけど、とは言っても史上最強の障害者スポーツ選手と言っても過言ではないし、残してる成績は障害者スポーツ抜きにして異次元過ぎる。イチローとのキャッチボールの映像でも見たらスポーツ選手としての能力の高さが窺い知れる。グランドスラム優勝50回。パラリンピック4連覇。ヤバすぎ。

考察
こうやって順位をつけて見ると、本当に難しいんだなと思う。各スポーツのランキングはポイント制を設けているのが多いけど、それだとどうしても歪みを感じてしまうといつも思っていた。ボクシングのリング誌のPFP(世界ランキング)はポイント制ではなくて、選ばれた数名が議論に議論を重ねて公平な目線で順位を付けているけれど、そちらの方が100%ではないけれど客観的に見て納得する順位になっているような気がする。
今回に関してはマーケットを日本中心に考えた場合とは全然違う形になると思う。それをまたやってみたい。恐らく、それだと野球選手とサッカー選手中心になっていくのではないだろうか。あと今回は世界的規模や商業価値や優先したので、室伏広治は凄すぎるので無理やり入れたけど、オリンピック選手だけでもやってみたいと思う。あとは全世界での順位も付けてみたい。そういったことも含めて今後もどうぞご贔屓に宜しくお願いします。

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