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出張直前にテロが起こった話 その2
さて、前回の続きです
前回読まれてない方は是非こちらから
大規模なテロが起こった翌日にその国に入ることになるのか?
最終判断は外務省の手に
上司「あ、本日あったレバノンのテロなんですけど、特に渡航制限とかないですよね?」
外務省「その件に関しては、まだ現地からの情報整理中なので、時間をいただけますか?」
さすが外務省だぜ。至って冷静。
しばらくして、電話が鳴る
外務省「レバノンの件ですが、かなり空港から近いことと市街地であることから、危険性が高まってると判断します。
お?
外務省「もちろん遊びに行かれるわけではないので、不用意な行動は取られないと思いますが、巻き込まれない可能性も0ではないです」
来たか来たか!?キャンセル来たか!?
外務省「ですので、外務省HPで通達に掲示されてることに従い
十二分にお気を付けて行かれてください」
ピッ
ピッ
まさかの作戦変更キターーー!!!
「にげる」じゃないの!?
ねぇねぇ、「にげる」じゃないのーー!?(´Д` )
あくまで「たたかう」なのねー!?
実世界で「いのちをだいじに」を選択するとは思わなんだ
しゃーない行ったろやないか
これこそが中東のリアルを体験する機会かもしれん
※ちなみに外務省の判断は普通です。最近インドネシアでテロが起こりましたが、渡航禁止になってないのと同じです。シリアやイラクじゃない限り、あくまで自己責任の世界、、、
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