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学校とは国の様なもの。

僕の学校では少し前に終業式がありました。僕はそこで辞められる先生たちの退任式に遭遇することになりました。

中学で退任式に遭遇したのは初めてのことだったのですが、40年も務めていらっしゃった先生から、2年で辞める先生など様々でした。そして、どの先生も口を揃えて仰ったのが、

生徒の皆さんに勇気を貰った、成長させられた。

ということです。僕は最初その意味がよくわかりませんでした。そして後で心理面での成長ということに気づきました。

さて、本題に移りましょう。僕は学校という空間は一つの「国」の様なものだと思うのです。

一つ目の理由は、中学、高校の生活の中心は学校内で完結するということです。

もう一つの理由は、先生という明確なトップがクラス内に存在し、クラスを管理するということです。

僕達中学生は小さな国の中で生活しているのです。

だから、先生の舵の取り方によってはクラスが内乱状態になるし、逆に生徒による先生虐めなども出てくる。

国民(生徒)と上手に横、縦の関係が作れるのが素晴らしい先生ですが、そんな完璧な先生は中々いません。政治家もそうですね。でも、生徒だって十人十色。先生はそんな生徒達の頑張る姿、価値観、スタイルに刺激を受けるから精神面での成長ができるのではないでしょうか。

だから、僕は僕含め、生徒にこう主張したいのです。

先生に不満があるなら自分たちが成長すればいい。そうしたら先生もそんな生徒の姿に影響されて、正しく舵を取ってくれるはずだと。

どうしても先生に納得がいかないのなら、一対一で自分の主張を話したらいい。
最初から完璧な人間なんていません。先生と生徒が切磋琢磨する「国」が一番住みやすいし、学校の理想とすべき姿ではないでしょうか。




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