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永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼(終章)完結

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永遠に宇宙に 連載長編小説 終章
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『小説』永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼ そ し て

『小説』永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼ そ し て

琴音「ねェママァ」
巫子「なァに?琴音(ことね)ちゃん、疲れちゃったかな?」
琴音「ううん?白いお姉ちゃんが来るよ?」
巫子「白い?」
スタスタスタスタ
巫子「あ!!美菜さん」
美菜「久し振りね?巫子ちゃん、あら?娘さん?」
巫子「はい、琴音です」
美菜「こんにちは琴音ちゃん、今いくつかな?」
琴音「3つです」
美菜「お利口さんね?」
琴音「うん!!」
巫子「琴音ちゃん、ママお姉ちゃんとお話しがあ

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『小説』永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼ エピローグ Ⅲ

『小説』永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼ エピローグ Ⅲ

麗美「お帰り美菜ちゃん」
美菜「あれ?ママのフェラーリは?」
麗美「美菜ちゃんがアメリカに行って直ぐにね?」
美菜「そォ···私好きだったのになァ」
麗美「そォだったわね?」
司「お帰り美菜」
美菜「ただいまパパ」
司「食事は?」
美菜「機内食を食べたから」
司「そォか、明日だったね?」
美菜「うん」
司「確り報告して来るんだよ?」
美菜「だね?久し振りだからマジで吃驚すると思うよ?」
麗美「ウフ

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『小説』永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼ エピローグ Ⅱ

『小説』永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼ エピローグ Ⅱ

亀太郎「ねェねェ!!そォ君だよ君!!うん、いいねェ、君モデル?···って行っちまった···昨今の娘はちっとも止まってくんねェなァ」
亀太郎(俺って本当にこの仕事向いてねェかも)
ピロリロリン♫
亀太郎「あ?メール···社長か?」
ガサガサスッ、タッ
亀太郎「······あ?んだよ、帰りに紙オムツと粉ミルクって······俺ァ今仕事中だってェの!!」
楓「こらァ!!亀太郎サボるな!!」
亀太郎「

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『小説』永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼ エピローグ Ⅰ

『小説』永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼ エピローグ Ⅰ

「OKニーナ、手は軽く曲げて······そォ!!その儘ストップ」
カシャカシャカシャ
「G∼∼∼∼OOD!!次は連撮りするから自由に動いて?」
カシャシャシャシャシャシャ
「アシさ∼ん、次の準備は?」
「OKでェ∼す」
「それじゃ最後は全員で撮るよ?移動してね?」
「はァ∼い」
「じゃニーナに寄り添って?うんいいねェ、じゃァ撮るよ?」
カシャカシャカシャ
「excellent!!今日はこれで終わり

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『小説』永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼ 終章 第17話

『小説』永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼ 終章 第17話

パァ∼∼∼∼∼!!
美菜「加奈······どォして」
龍「どォ言う事だ豹牙!!そんな事俺が承知するとでも思っているのかよ!!凰華はとォするんだ!!両親を失い身内はお前だけなんだぞ!!」
グラン「お前が居る」
龍「巫山戯んな!!俺は···両親を失った···爽も、お前までも失えと言うのか!!」
グラン「それが現実だ、受け入れろ子龍」
龍「豹牙!!」
凰華「もォいいよ龍」
龍「凰華」
凰華「私のお兄

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『小説』永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼ 終章 第16話

『小説』永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼ 終章 第16話

美菜「え?」
ズザザザザ∼∼ドサッ!!
美菜「痛あ∼∼····何?」
龍次「と、虎次?」
虎次「見れねェよ!!」
龍「見ろ虎次!!」
虎次「んだよ····あァ?何だありゃ」
楓「ちょっと亀太郎あれ!!」
亀太郎「何だよ!!あんな残虐行為を見ろってのか!!」
凰華「亀太郎さん!!見て下さい!!」
亀太郎「わ、分かったよ!!····はァ?何だありゃ」
楓「黒い戦士は怨皇に逆らえないんじゃ」
美菜「えェ

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 終章 第15話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 終章 第15話

爽「豹牙」
グラン「待ってくれ、これを浄化したら行く」
サラ「何かあったの?」
爽「まァね?」
グラン「フゥ……待たせた、で?何かあったのか?」
爽「2人は気付いたかい?ここまで全く敵が出て来ない」
グラン「言われて見れば」
サラ「皆休憩してんじゃない?」
爽「フフ、まァそれなら一番助かるんだけどね?」
グラン「可笑しいな?あれだけの数を呼び出しといて一体も現れないなんて」
爽「何かが可笑し

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 終章 第14話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 終章 第14話

楓「ちょ┄┄亀太郎!!こ、これ」
亀太郎「わ、分かってる┄だ、大丈夫だ、お、俺が付いているから┄┄大丈夫だ┄┄┄多分」
華凰「凄い数┄┄」
楓「何人居るのよこれ!!」
亀太郎「100,いや200か?」
楓「もっと居るみたいよ?ほら、後を見て?」
亀太郎「うォ!!か、完全に囲まれてる」
楓「ってか凰華ちゃんって案外落ち着いているんだね?」
凰華「ウフフ、開き直っているだけですよ?こんだけ居れば」

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 終章 第13話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 終章 第13話

龍「凰華!!無事だったのか!!」
凰華「ハハ、ごめんね?龍、青いローブの人に助けて貰ったんだ」
虎次「何言ってんだよ、そいつが」
華凰「タイガ!!私は青いローブの人に助けて貰ったの」
虎次「だからそいつがお前の」
龍「虎次、いいんだ」
虎次「龍、お前」
凰華「勘違いしているみたいだからハッキリ言うけどね?私は青いローブを着たグランって人に助けて貰ったの」
龍次「そっか、ではグランと確り話しはしたん

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 終章 第12話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 終章 第12話

グラン「初めて来たが……何て場所だここは、正に太陽って所か……こんな場所に何日も、無事でいてくれ」
ダダダダダダダダ
グラン「キ、キツイ……灼熱とはこの事を言うのだろォ……凰華…どこに居るんだ」
ダダダダダダダダ
グラン「足が焼けそォだ…呼吸も苦しい、喉が焼ける……意識が飛びそォだ、こんな過酷の中……早く見付けな………あれは足跡!!凰華のだ!!」
ダダダダダダダダ
グラン「いた!!凰!…ケ

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 終章 第11話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 終章 第11話

龍「龍次、そろそろリミットだ」
龍次「だが、まだ虎次の方が」
龍「俺は赤の柱が気になるから先に戻っている」
龍次「分かった、気を付けてくれ、俺達も直ぐに戻る」
サラ「ねェ虎次?」
虎次「すまないサラ」
サラ「嫌!!嫌!!私は!!」
龍次「虎次!!リミットだ」
虎次「あァ分かった…すまないサラ」
サラ「嫌ァ~!!虎次!!ねェ虎次ってばァ!!」
グラン「後は任せてくれ」
虎次「悪い孔、頼むわ」
サラ

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 終章  第10話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 終章 第10話

グラン「バ、バル!!だ、大丈夫か!!」
バル「あァ~騒がないでいいから、大丈夫とは言えないけれど、今はこの姿でいないと見つかったら対処出来ないから」
グラン「それ程のダメージを」
バル「まァ
崎谷加奈の肉体の回復に集中しないといけないからさ」
グラン「そんな身体なんて分離して捨ててしまえばいいじゃないか」
バル「簡単に言わないでよ、出来る訳ないべしょォが┄何年この身体の中に居ると思って

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『小説』永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼ 終章 第 9話

『小説』永遠に宇宙に∼さよならは言わない∼ 終章 第 9話

美菜「さてと、じゃァ貰える?」
サン「はい、剣です」
美菜「私、覚悟決めたよ?サンが私を利用する事もね?でも期待通りに行くとは思わないでよね?」
サン「分かっています」
美菜「これ以上仲間に心配掛けたくないし、加奈も助けなきゃいけないし、で?サンの目的は?」
サン「ミーナに目覚めて貰い、その力で怨皇を吸収して大きな力を得て貰います」
美菜「目覚めなかったら?」
サン「厳しいですが、その時はバルの作

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『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~  終章  第 8話

『小説』永遠に宇宙に~さよならは言わない~ 終章 第 8話

美菜「へェ~、それで肉体のままで来れるんだ、それとサラさんは」
ニーナ「サラでいいわ?私の事もニーナで」
美菜「うん、じゃァ私はミーナで」
ニーナ「OKミーナ、今サラを探しにドラゴとタイガと龍も来ているわ」
美菜「げ!!龍も来てるんだ」
ニーナ「ん?」
美菜「いやァちょっと龍が苦手でさ、日本語通じないし、人を観察する様な目で見てるじゃん」
ニーナ「アハハ、そっかミーナ知らないんだっけ」
美菜「何を

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