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ラファエル・オルテガ(2022年 シカゴ・カブス)【パワプロ2022 パワナンバー】

ラファエル・アンヘル・オルテガ・ガルシア
Rafael Ángel Ortega García

COL(2012)
LAA(2016)
MIA(2018)
ATL(2019)
CHC(2021 - 2022)
NYM(2023 - )

さすらいのスラッガー

 左のスラッガーであり、センターを守る程度の守備力もあるのだがいかんせん打力にとびぬけたものがあるわけでもなく、それなりに走れる程度の脚力もあるが、それなり。守備面もセンターとしては微妙という感じで、毎年のように所属チームが変わるジャーニーマン。
 2021年にカブスに移籍すると、73試合でセンターを守ったうえ、キャリアハイの打撃成績を叩き出した。打率.291とそれなりのアベレージを残し、二桁盗塁も達成。
 シーズンオフにはソフトバンクが獲得するという噂があったが、近藤健介の補強もあってお流れに。2022年は前年の好調もあって118試合で起用されたが、打率.241、7本塁打と打撃成績は軒並みダウンし、シーズンオフにFAとなった。
 2023年はヤンキースと契約したが、3月に放出されてしまう。その後もレンジャース、メッツと行ったり来たり。メッツではメジャー昇格を果たし、8月以降出場機会を与えられている。復活はあるか。

2022年成績 .212 8HR 26打点 1盗塁

パワナンバー : 10400 71709 19405
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査定について

 全体のバランスは非常に高いのですが、センターとして考えると……うーんという感じです。

対左G

 対左OPS.529、左相手にはホームランが打てなかったこともあり妥当。

チャンスF

 得点圏OPS.597、仕方ないね。

レーザービーム、送球C

 送球速度自体は速いわけじゃないんですが、送球による進塁阻止能力が光り、2022年はArmでプラスだったこともあり、盛りました。

ハイボールヒッター

 高めのゾーンのwOBAは圧倒的で、むしろ低めのwOBAは2割台と致命的。高めに強いのは間違いない。

選球眼

 いろいろ課題もある選手ですが、強みは選球眼。ここ2年はそこそこフォアボールを選べていて、出塁能力が向上しています。

ひとこと

 日本に来てたとしても左投手という課題を乗り越えないといけないですからね。それが痛すぎる。左を打てないスラッガーが左投手を克服することなく日本で活躍するルートが見えないので厳しいですね。

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