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視察のポイントは「ウォッチング・プッシング・バイイング」の3つです

先日、noteに「異業種からの学びがもたらす新たな視点」という記事を書きました。多くの経営者は同業他社から学ぶのは得意(すぐに活用できますからね)ですが、異業種から学ぶのは案外苦手です。

記事のなかでは、異業種から学ぶのが上手な社長が着目している4つのポイントを紹介しています。さらに、ある社長が語った「相手の会社や店の客になったつもりで見たり聞いたりしている」ということも紹介しました。

「ウォッチング・プッシング・バイイング」とは何か?

そこでもう一つ思い出したことがあります。別な方から教えていただいたことです(教えてもらえる関係になることも大事です)。その方は視察の際には「ウォッチング・プッシング・バイイング」を行うのだそうです。
 
「ウォッチング」は文字通り、視察先を「じっくりと見る」ことです。見るだけでなく「五感を通じてつかまえる」と語っていました。僕はトイレの状態をよく見ます。トイレにはその会社や店の経営姿勢が現れるからです。
 
「プッシング」「質問すること」です。これをせずに見るだけでわかった気になる人も多いのです。僕が大事だと思うのは、「なぜこれを行なっているのか」という経営の軸にあるものを聞き出すことです。
 
最後は「バイイング」、そうです、「買い物をする」ことです。実際に買うという行為を通じて、客への対応がわかるという意見でした。実際に買い物をすると、レジでの対応などでその店の顧客志向の実態が把握できます。
 
もちろん、不必要な高額な買い物は必要ありませんが、「ウォッチング・プッシング・バイイング」、ぜひ、試してみてください。

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