じっくりと考え、行動する時間がとれないことの怖さ
どんな人でも平等に持っているのは24時間です
明日のアドバイザリーボード契約をしている取引先とのオンラインミーティングのテーマは「タイムマネジメント」。タイムマネジメントとは何か?それは「時間の使い方の改善によって、生産性向上を図る」ことです。
詳しくは述べられないのですが、取引先が実現したいことを支援するミーティングです。前回、ボトルネックの話をすると「大事なのはわかるが、じっくり考え、行動する時間がとれない」という声が上がりました。
どうやら、時間がとれないのがボトルネックです。どんな人でも平等に持っているのは24時間です。この限られた時間をどう使うかで、仕事も人生も変わってきます。ということで、今回はタイムマネジメントの話です。
本当に大事なことに手がつけられない怖さ
僕はタイムマネジメントの基本は「自分の時間を確保する」ことだと思っています。黙っていてもやることが毎日押し寄せます(ふーだよね)。こなしているだけでは、本当に大事なことに手がつけられません。
ベストとはいえないのですが、僕がタイムマネジメントで取り組んでいるのは次の3つです(まあ、何度も失敗しての結果です)。どれも当たり前ですが、実行には結構てこずります。
ちなみに、この三つは順番通りではなく、並行して行います。とくに1と2は行ったりきりしながらです。何度も挫折して、いまでは前日に翌日の仕事とスケジュールの確認、1日に何度も見直す、これだけは習慣になりました。
一つ目は「仕事の内容を分類・整理する」
「列挙・優先順位・段取り」の3点セットを考えながら、仕事を次の5つに分類します。ツールは何でもいいのですが、僕はEvernote Pro(近々値上がり予定、勘弁してほしい)のタスク機能を使っています。
5つに分類する目的は「考えて組み立てる時間を確保する」ことです。仕事柄、これが一番大事だだからね。この時間が取れないと、過去の方法に頼ってしまいます。結果は推して知るべしです。
二つ目が「スケジュールを管理する」
何のためにスケジュールを管理するのか?それは使える時間が自分にどれだけあるかを知るためです。タスクを入れると空き時間がどんどんなくなります(これはヤバイ)。それでも空き時間を見つけ出します。
Googleカレンダーを使い、6つの色分けでスケジュールを見える化します。深緑は完全に拘束されてしまう時間、紫は原稿を書いたり、コンサル資料を作成する時間です。この時間が多いのが課題かな。
三つ目が「仕事を他の人に任せる」
これが一番難しいのです。自分でやった方が早いと思うと任せられません。でもね、これって自分の首を絞めることになります。あるいは相手に負担をかけるのでやめようかになります。仕事を任せることの意味の理解が必要ですね。
任せるときに陥る罠が「丸投げ」です。「任せる」とは根本的に異なります。わかっているようでいて、余裕がないと「丸投げ」になりやすいのです。今回のミーティングでもここはていねいに説明します。
任せるポイントは下記の5つです。こういうのは誰も教えてくれませんね。4の「ホウレンソウは任せた側から行う」はやってみてわかったことです。繰り返しますが、仕事の任せ方って自分で手に入れるしかありません。
僕は人間関係ではなく仕事関係が大事だと思っています。任せるのも大事な仕事関係です。だから、次のことを肝に銘じています。まあ、途中で確認をするので、失敗はそうそうないけどね。
こちらもお読みいただければうれしいです
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?