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松本シニアエバンジェリストの「プレゼン上達のTips」

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プレゼンをうまく行うためのヒント集です。
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目線を揃えてオトす

目線を揃えてオトす

今回はプレゼンテーションテクニックの話です。ただ、プレゼン以外にも商談などや交渉などでも使えるテクニックなのでプレゼンを行わないひとにも使えるものです。

目線を揃える プレゼンテーションや交渉、商談などの際、非常に重要なのが目線を揃えることです。この目線を揃える。というのは単に共通点を探る。という話ではなく、これから話をすることに関して相手との認識を合わせるためのものです。ただ、目線合わせするた

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プロフィールシート更新しました

プロフィールシート更新しました

 久々にプロフィールシート更新しました。
 最近実施した講演内容なども含め、最新化を行いました。
 イベント、セミナーなどで講演依頼を検討されている方々は講演メニューも記載していますので、こちらのパンフをご活用ください。

話上手な人のプレゼンテーション

話上手な人のプレゼンテーション

 話がうまいな。と思う人のプレゼンテーションにはある特徴があるな。と思ったので、今回はその辺りを書きます。

話が必ず「まとまる」 プレゼンテーションですが、当然上手な方は話し方や資料の作り方もうまいです。
 でも、それだけですっと腹落ちするか。

 というとそうでもありません。話がうまい人の共有点として「まとめる」能力があると感じています。

 このまとめる能力ですが、「つまりはどういうこと?」

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裏が重要

裏が重要

「裏社会」と言うとなんだか危ない世界を想像してしまいますが、皆様が生活する中で目にする表の世界が存在するためには必ずそれらを構成する見えない仕組みが存在します。
今回はそんな裏を知ることが知ることがビジネスでもプレゼンでも、DXでも必要です。と言う話です。

裏を知る=深みが増す 提案プレゼンテーションなどを聞いているとよくあるカタログに書かれているような話だけを並べてお話される方がおられます。当

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プレゼンテーション資料は登壇者の彩り

プレゼンテーション資料は登壇者の彩り

 プレゼンテーション資料、悩んでいる人も多いですよね。
 今回は私自身が資料を作る際に気を付けていることを書いてみます。

プレゼンテーション資料はパセリ🌿 レストランなどで食事をしているとお皿にパセリが添えられていることがあります。
 パセリがメインディッシュとして捉えられることは無いでしょうし、食べない人も一定数いると思います。ではなぜパセリが添えられているのでしょうか。

 それは彩として

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何のためのプレゼンテーションなのか

何のためのプレゼンテーションなのか

 プレゼンテーションの相談をされた際、よく「資料やシナリオをどう作っていいかがわからない」というお話をいただきます。シナリオ作りや資料作りにはそれぞれテクニックがあり、色々な技術を合わせて作成する必要があるのですが、相談の際、それ以前に・・・と思える話がよくあります。今回はそんなお話です。

素晴らしいプレゼンテーションが良いこと? プレゼンテーションを行う際に「綺麗な資料」「きっちりとしたシナリ

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言葉選びの大切さ

言葉選びの大切さ

 プレゼンテーションを聴く機会やする機会がある人から「どうして松本さんの話ってわかりやすいんですか?」と聞かれる機会が多くあります。実はやっていることはかなりシンプルなのです。

業界に染まらない 業界に染まった人のプレゼンテーションって凄く、凄そうに見えるんですよね。特に専門用語や独自の理論を展開されるとそういうものなのか?と。
 ただ、理解できているか。というと、それほど理解されていないケース

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講演時の伝え方

講演時の伝え方

今回はエバンジェリストとして気をつけている「講演時の伝え方」について書いていきます。

物事を決められた時間で伝えるのは難しい みなさま、今から3分間で相手に自分の思いを伝えてください。と言われいきなり初対面の人に思いを伝えられますか?

 「まず無理」

 と言われる人が大半でしょう。大体の人が同じ反応をされると思います。エバンジェリストを4年以上やってきて年間170件ほど話をしている私でも、一

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むずかしいことを簡単に

むずかしいことを簡単に

 最近、ChatAI、Web3、NFTなど、新しいトレンドが次々生まれてきています。
 新聞で目にする機会は多いと思いますが、一方でその意味や活用された世界を理解している人が少ないです。
 今回は、エバンジェリストとして「むずかしい」ことに話す際に一番気をつけていることについてお話しします。

「むずかしい」ことは聞き流されやすい トレンドワードが世の中溢れかえっています。今だとGPTに代表される

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言葉で伝える大切さ

言葉で伝える大切さ

人は言葉を話すことができる動物です。
ラジオでお話しする機会を頂き改めて考えてみました。

「言葉」を操る人 少し前から音だけで伝える「ラジオ」を会社の中でも定期的に実施していますし、今回が初めてのラジオではなく、過去から何度と出演させて頂いている「音声メディア」ですが、やはり、画面がないことが私としては、「言葉を操る」人にとっては重要か、改めて感じました。
 「いや、会社の中などでもWeb会議の

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プレゼンってライブ

プレゼンってライブ

 普段講演させてもらっている際に「あれだけのシナリオ考えるの大変でしょう」と言われることも多いのですが・・・というのが今回の話です。

私のプレゼンって・・・ 実は私のプレゼンテーションはシナリオなどメモ欄に何も記載がありません。
 作り始めから講演を行う際まで一貫して空白です。

 よく「松本さんのプレゼン資料を使えば私もカッコよく喋れますか?」なんてことを聞かれる機会もありますが、そもそも、メ

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プレゼン資料はラクをする

プレゼン資料はラクをする

さて、2024年も二週目に突入し、1月〜2月の講演資料をたくさん作っています。
講演資料を作る際にパワポなどでプレゼン資料を作る訳ですが少しでもラクしませんか?というのが今回のお話です。

プレゼンにおける資料って? 皆様、プレゼンをする時に資料自体にたくさん文字を書いていませんか?人にプレゼンする際、重視されるのが「貴方が何を伝えるか」です。そのような状況の際、画面に文字がいっぱい書いてあるとど

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プレゼンの「話」が苦手な人へ

プレゼンの「話」が苦手な人へ

 プレゼン講座や座談会などを行うとよく質問で頂くのが「プレゼンの話が苦手でついついシナリオを書いて読んでしまいます。」とおっしゃる方が多いです。
 そういう方に実践頂きたいことをご紹介します。

①資料は全て自分で作る これは基本ですが、誰かの作った資料、当然どんな思いで作ったモノなのか、理解することは難しいでしょう。資料自体をさっと受け取り何度も読み返しても、その背景や思いが見えてくることはあり

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