見出し画像

パンとコーヒーで楽しむこと考えてみた



「食べる」を考える

食べることが好きな人は多いと僕は認識している。僕は甘いものは好きで、ケーキ系、プリン系、和菓子系、なんでも好きだ。でも、僕は食べることは好きではないことに気がついたのだ。

妻に料理を作ってもらって、食べたときに、ふと妻に「私の作る料理で、何が好き?」と聞かれたのだ。「僕は、スパイス料理が好きだな!!」と答える。そしたらどんな味か覚えている?と聞かれた。

パッと味覚の記憶が出てこないのだ。好きな味が、何なのか?答えることが出来ない。

小学生の時から、妻と出会うまでは、ギョーザが好きだった!!
パリパリした皮に酢と醤油で食べるのが好きだ。
酢は、沖縄に売っているまるこめ酢という商品じゃないおいしさを感じない。ラーメン屋さんとかに行っても酢が弱すぎて物足りないのだ。

暑いからこそ欲しくなるのは分かるが、今考えると刺激が強すぎる。
今でも食べると美味しいと感じるが、酢が結構キツイ、いつでも欲しいとはならなくなった。

そう考えると、妻と出会う前は、食べるときにプラスαで刺激がないと美味しいと感じていないよな。
酸味という刺激や、強い味がないと、物足りないという基準になっていた。野菜を生で食べると、何にも味を感じないという状態に陥っていた。食べるためには、ドレッシングかマヨネーズを使用しないと食べれなかった。

今は、生で食べるほうがほとんどで、ドレッシングもマヨネーズもほとんど使用しないので、半年以上は使用せずに、そのままの状態だ。

以前と現在を比較して考えてみた。食事をすることを意識しないで食べていた。刺激だけを求めていたことが分かった。五感を意識せずに、口の中に放り込んで、2~3回の咀嚼して飲み込む。

目で見て、香りを嗅いで、歯や舌などで触感を感じ、舌で味を楽しんでいなかった。「あまいっ!!」「辛い!!」「酸っぱい」「あぶらっ」「ソース」が美味しい定義になっていた。

実践したら充実感がエグイ

題名にあるように、食パンにガーリックバターを塗ってトーストで焼いたものと、コーヒーをドリップしたものを味わってみた。


安売りで89円だった


価格が安くて美味しい


サイトに商品がなかった

ポットお湯を沸かし、その間にパンにバターを塗ってトースター入れる。
焼いている間に、百円均一で買った、ドリップ紙とドリッパーセットして、引かれたコーヒー豆を適量入れる。

その時のコーヒー豆の香りが、すごく幸せな気分になる。お湯を注ぐときも、美味しくなるように少し工夫している。泡が雑味を出しているらしく、雑味を入れないように、ゆっくり回しながらそそいでいる。

焼きあがったパンとガーリックの香りが食欲をそそり、入れたてコーヒーの香りが、リラックをスさせてくれる。

「あー、パンの焼けた香りとガーリックの匂いが好きなんだ。」
「コーヒーの香ばしい匂いが好きなんだなー。」
香りだけで楽しませてくれる。

焼きあがったガーリックトーストが目で、また楽しませてくれる。
かじった時のカリカリっと歯で伝わる触感が、脳天まで届いて、気持ちいと全身で感じてしまうのは、世界で僕だけなのかもしれない。
すぐさま、ガーリックの香りが暴力的で津波のように襲ってくる。
「もっと襲ってきてくださーい」と叫びたくなるぐらい、いい味をだしている。

目をつぶり、「ありがとう」と感謝しながら、何回も咀嚼した。
食べることに真剣に向き合っているなー。食事を楽しんでいるなー。
と実感している。

コーヒーは暖かいほうが好きだ。理由は香りがすごくいい。
苦みも程よく、雑味がすくない。酸味があまりない。
一口が凄く、心を落ち着かせてくれる。

目をつぶり顔を上に向けて、
「あー、リラックスするな。」と、心から言葉として自然にでる。
五感を使って楽しめるようになったのは、僕にとって、大きな財産であり、毎日の充実感を増やして認識させてくれる。生きるって尊いんだな。

作っている人たちに感謝しかでてこない。,

今までスマホを見ながら、テレビを見ながら、漫画をみながら。
ながら見をいっっっぱいして食べていた。そのことに後悔している。

多くの楽しみを逃してきた。
環境がそうだったからと言い訳が出てくる。
自ら環境を変えるしか方法がない。
環境を変えるきっかけを与えてくれた妻に感謝しかない。

好みを知って楽しむ方法が増えた

次はどんな食べ方をしたら、美味しいのかを試したくなる。
パンに何を塗ったら美味しいと感じるのか?ソースを自分で作って塗ってみようか??何でも楽しむことが出来る。

五感で感じて、行動を意識する、すると世界が広がる。もっと深く知りたくなる。これが知識欲につながるんだろう。

食べることを意識することで、全部につながる。
あれだけ興味がなかった食事が、楽しめることの一つになった。

あなたの時間を、僕の経験と考えを共有できたことに嬉しく思います。最後まで読んでくれた人に、感謝です。ありがとうございます。

にたような経験をあった人はコメントしてい欲しいです。
そして、フォローしてもらえると嬉しいです。ではまた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?