沈黙ーサイレンスー
マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の「沈黙」が映画化したのを。拝見した。
正直にいうと、監督の名前は初めて聞いたし、手掛けている映画は聞いたことあるばかりものだが、拝見したことがない。
スコセッシ監督は、この映画を作るのに25年試行錯誤し制作に時間がかっている。
僕はこの映画を拝見して、この監督のコメントをみて、日本の事、キリストの事、仏教の事、時代の価値観、思想、全然知らないことが多いなと思い知り恥ずかしくなりました。
遠藤周作の「沈黙」は読んでいないし、宗教について危険だという偏見が多くあります。宗教のために戦争がおき、命を落とす。過激派がテロを起こしたり、日本でも地下鉄サリン事件がありました。
そういうところばかりしか見ていなかった。親の価値観以外の行動を起こすと変な宗教にはいっていないでしょうね?と聞かれる。
なんで?戦争起きてるの?と聞いても親は何も答えてくれません。テロを起こしているから、ひとまとめで悪い宗教なの。という環境で疑問にすら思わないで育ちました。
自分の価値観だけで判断し、行動する。何も知ろうとしないこと、勉強しないことが悪だなと思うようになりました。
映画を見ていて言えることは、死んだら人生終わり、宗教のために命を捨てないで欲しいと、「踏絵」を踏んで欲しい、処刑されるキリシタンをみて胸を痛めながら思っていました。
この時代には考えられない価値観があったのだろうな思います。
キリスト教が悪い、日本が悪いということではなく、どんな価値観で判断していたのかを知ろうとすることが、大きな一歩だなと感じます。
楽しく生きていくためには、信仰や自分の思想が大事なっていきます。自分を大切にして、その大切にする気持ちを他者に分けていけれればいいなと思います。世界の平和を祈っています。
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