見出し画像

物事を一気に進める方法

はじめに

別に在宅勤務でもないのに、最近投稿ペースが上がってます。アウトプットしたい症候群です。

で、今回は「物事を一気に進める方法」について書こうと思います。

「そんな都合良い話あんの?」といった意見もあると思いますが、最近の経験も踏まえて、あくまで個人としての考えを纏めてみました。

テレワーク導入での気づき

現在当社では、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、一部の社員が在宅勤務を開始してます。

この話だけ切り取ると、最近よく聞くテレワーク導入事例なのですが、当社は他の企業とスタートラインが若干違います(笑)。

というのも、自分が中途入社した1年前の時点では、
・パソコンは社長以外の全員がデスクトップ型
・会議資料は全て紙
・社員同士の連絡手段は内線

といったテレワーク導入には程遠いアナログ中小企業でした。

前職がITベンチャー企業で真逆の環境だった自分にとっては、軽いカルチャーショックでした(というか中小企業の洗礼を受けた気分でした)。

このため、入社後は徐々にツール導入をはじめとしたIT化を進めていましたが、新型コロナ感染防止策としてテレワークがメディアに注目され始めた時点では、メーカーである当社にテレワークは難しいという意見や雰囲気が社内の大半を占めていました

ところが、高い専門性を持つ間接部門の女性社員1名が、子供の学校休校を理由に急遽出勤できなくなったことで状況は一変します。よりによって、この社員でしか対応できない業務が数多くあり、勤務できなくなると通常業務に支障がでる可能性が高くなりました

このため、全社的に急ピッチでテレワーク導入を進めることになりました。選択の余地はなく全員が協力してやるしかない状況でした。もう力技です。

すると、あれよあれよでITインフラや規程が整い、結果的に検討開始から3日間で在宅勤務が可能な状態となりました。まさにやればできるが証明された瞬間でした。

そして、つい最近まではIT化遅れが深刻なアナログ中小企業が、今ではSlackやZoomを利用してます。やっと社内が昭和→令和へ追いついてきました。

せざるを得ない状況を作る

要するに今回伝えたいことは、物事を一気に進めたければ「せざるを得ない状況を作れ」ということです。

今回のテレワークは不測の事態でしたが、例えば英語を覚える際に、日本国内で一定期間かけて勉強するより、日本語が通じない英語圏で短期留学するほうが習得が早いのは、その典型です。

せざるを得ない状況になると、思考が強制的に前へ向くため、できない理由を考えることがなくなります。このため、普段以上の力を発揮できることが多く、大抵の問題は乗り切れます。

なかなか物事が進まない、新しい取り組みが定着しない、といった問題を抱える組織にはおすすめです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?