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〜小児虫歯の二極化〜

 小児の一人平均虫歯の数は、30年前に比べて大きく減少している。
 しかし、ライフスタイルの変化により新たな問題として齲蝕の二極化が指摘されている。

《二極化の要因》
■ 貧困や虐待との関係
■ 保護者のお口の健康に対する意識レベルの違い
■ 酸蝕歯や歯種特異的に発症するエナメル質形成不全
→結果として、歯科衛生士として上記の問題を踏まえた齲蝕予防が求められる時代になった。

 虫歯を治療するだけでなく、虫歯ができない口腔をつくっていくことをサポートする。

・卒乳指導
・食生活(甘味摂取)指導
・歯磨き指導
などにより、齲蝕治療よりも環境改善を優先し、定期歯科健診を継続。
そして、囗腔清掃状態を良好へ導くサポートが出来るようになりたい。

 歯科に来てくれる人はある程度意識が高い方が多い。
 歯科に来ていない方で、ワンオペ育児でなかなか歯科に来る時間を作れなくて受診に踏み切れていない・子供の歯の健康への意識の低い方・貧困により歯科へまで余裕を持てないという方などの様々な理由で来れていない方へ、情報を無料で見る事の出来るこの発信が届けばいいなと思う。

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