好き好き 大好き! ⑫美術館巡り


絵は本当に「観る専門」です。ぬり絵は好きです😊
編み物が好きなのですが、老眼が始まって「長めのお休み中」😓

「芸術の秋」も、もう終わりに近づいている今日この頃…。今回は私なりの「芸術の秋」美術館歩きについてご紹介したいと思います。

でもっ!正直、最近は美術館へのお出かけ…行けていないんです。
ですが、美術館へ行って非日常を過ごす“私のプチ贅沢”の快感を忘れる日はありません。頻繁に出向いていたときは、毎週末くらいで都内のどこかの美術館でまったりしていました。立地条件によっては、1日2件「美術館のハシゴ」をすることもありました。
展覧会の情報は事前にキャッチ出来ることもあれば、NHKの「日曜美術館」で知ることもあり、本当に“これは!”と思ったものに出かけます。人が集中しそうな催しは平日休みのときに行くようにするのが鉄則。(夫も絵や写真が好きなので、二人共興味を持った展覧会の場合は夫に有休を取ってもらうことも…。最近はこの作戦、実行していませんが。)

私は特にお茶碗や仏像、工芸品などの立体作品が好きなので、美術館まで出向くのは“作品に会いに行く感覚”に他なりません。茶碗や工芸品は手には取れないので隅々まで観ることには必ず限界があるのですが、それ故に出来るだけ落ち着いてゆったり観れるよう、なるべく混まない条件を狙うようにしています。仏像などの大きめの展示物は、後ろまで回って見られればグルグル何周もしてしまうことも…。(兵馬俑展は「大きさを感じられる展示」に大満足でした♡)たぶん私の観覧は時間がかかります。

それから「解説を聴かない」ことにもしています。作品の背景を知る必要や作品の詳しいことを知りたいときは、その場でなくてもいいと思っているからです。せっかく出向いて実物に“会えている”ので「対面出来ていることに集中したい」と思うのです。後で調べることが出来るようなことは“後でいい”、それよりも実際の作品を前にしたときの「自分の感じることや気持ちの動きに驚きたい」と思うんです。そういう“心の動き”こそが美術館で味わえる「非日常感」だと思います。
“キレイだなぁ” “おもしろいなぁ” “すごいなぁ” “カッコいいなぁ”
理屈じゃなく、その場で感じることは「自分から出る予想外の作品」と言ったら大げさかもしれませんが…。私は決して「作る側」にはなれそうもないので、せめて心が生み出す「感想という作品」はオリジナルな“私ならではのもの”があったらいいなぁと思います。そして、その想いに私が驚いたりおもしろがったり出来たら…そこにも小さなアートが生まれるような気がします。

私がよく行くのは、やはり上野方面。“行けばどこかで、何かはやってる”ので…。他には三井記念美術館や出光美術館も雰囲気が好きです。東京駅の東京ステーションギャラリーもお気に入り。そばで電車が走っているのに、空気感が違っていて“信じられないくらい”そこだけは落ち着いています。
展示スペースの規模もちょうどいい…。私は鉄道も好きなので、東京駅自体が楽しいこともあるかもしれません。あまり大きくない美術館は、気軽に「お散歩感覚で」出かけるのにオススメです。“ゆったりじっくり観ても疲れないサイズ感”は人それぞれだと思うので、ぜひ「自分に合う美術館」を探してみるのも楽しいかと思います。

「これから行きたい美術館」としては、大阪堺市の『ミュシャ美術館』と鹿児島県奄美市の『田中一村美術館』最後は北海道鹿追町の『神田日勝記念美術館』の3つを挙げます。北と南の美術館なので、いつ行けるかなぁという感じですが、ミュシャ美術館は来年…行けたらなぁ。

“次はどの美術館で、どんな作品に会おう?”
そういう「楽しみをつくりながら」日常を過ごして非日常を迎える…。
心の栄養をもらいに、私は美術館巡りが“好き好き 大好きです!” 


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