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人は誰かに話を聞いてもらいたい

話をするのが下手です。

異動してはじめて商品説明の場をいただきました。

はじめに営業出身者の説明を横で聞いていました。

よどみなく、的確な説明でさすが営業!
5分ほどで話し終えると、お客様は特に質問することもなく去っていきました。

私が説明する番がきました。
私自身は概要のみをお話し、そのあと、お客様に
『こういったことで困っている、や、課題がある等はありませんか?』
と、問いかけました。

すると、お客様からのお困りごとや課題についてのお話をたくさん引き出すことができたのです。

私はほとんど話していません。
ひたすら聞き役です。

キャリアコンサルタントの資格取得時、傾聴について学びます。
沈黙を恐れてはいけない。
ひたすら決めつけずにフラットに相手の話に耳を傾ける練習をします。

それが活かせたのです。

人は誰かにきちんと話を聞いてもらいたい生き物なんだと思います。

独身時代、先輩社員にくっついてスナックによく行ってました。
スナックに高いお金を出す男性陣を不思議に思っていたのですが、きっとお店の女性たちに話を聞いてもらいたかったんだよな、と。
今ならよく分かります。

ビジネスの種はきっと誰かの悩みや課題に眠っている。
それを引き出すためにも傾聴力を更に磨いていこうと思います。



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