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北の大地その3

おはようございます。今日も良い一日を

さて、北の大地第3弾ですが
グルメに難癖付けたり、観光できなかったり
悪態をつきまくっていたように見えますが
こんなこともございました。

北の大地の人々やさしすぎ問題

最初に泊まった宿は、日中の活動場所から
車で1時間ほど山奥を走ったところにありました。
真っ暗な道をナビを頼りに黙々と進み
道路には「シカ注意」標識にも「動物注意」
とにかくシカに気を付けろ と

ビクビクしながらも安全運転でまいりました。
湖畔を抜け、涼しい空気に包まれた宿に着いたのは
午後9時を回ったころ。
それでも宿の主人は温かく迎えてくれました。

そして怒涛のマシンガントーク

24時間出入り自由、風呂も温泉かけ流しだから自由。でも22時にはワシは下がるから宜しくね。
女性用は最後の人が入ったからもう入らないはず、二人で入っていいよ。レンタカー?シカに気を付けてね。ヤツらは車とか関係なく飛び出てくるからね120cmくらいのやつ。うん。人身事故並みだよ。車ダメになるからね、覚悟して。今日は夜出かける?夕飯は食べてきたよね、お店はもうやってないなぁ。でもコンビニそこだから、うん。いってくるといいよ。あとワシ22時には下がるからね風呂何時に入る?戻ってからね。外へはすぐ出るでしょ?いつ出入りしてもいいよ。ワシ22時には下がるからね。明日何時?早く出るとかある?うん、そう。明日もねシカに注意してワシ22時には

もうええて。
24時間出入り自由ちゃうんかい。
24時間かけ流し温泉自由ちゃうんかい。
そして、静かな館内を我々が出入りするたびに
玄関で話しかけてくる。
よく言えば非常にフレンドリー

しかし、逆に言えば
「監視されているようだった」
と後にパートナーは語る。

2日目以降は活動場所近くのホテルに変更した。
いわずもがな「シカが怖いためである」
更に後から気づいたが、OSO18の目撃場所に近い
道路を走っていたらしい。
本当にウェンカムイに遭遇する危険性もあったのか。


コンビニ店員は知り合いかもしれない説

あっという間の最終日。
空港までレンタカーを返しにロングドライブ。
これが本当に道中に何もないのよ。
PAも小さいから高速で食事するところが無い。
初日にそれを痛感した我々は、先にコンビニで
水と食料を買い込んで長い旅路に備えることにした。

お茶とおにぎり、その他
おにぎりは現地でしか見られない種類のモノ
これは美味しかった!コーンの甘みと醤油が
おにぎりにベストマッチです。ホロホロと崩れる
北海道産の米、かわいいパッケージ、最高です。
誰だい?自分で作れるとかイキってる奴はァ!
あぁん!?

頼む俺のために毎朝握ってくれないか。

おにぎり○○○円以上購入でお茶プレゼント

そんなキャンペーンのことなどつゆ知らず
我々は思い思いの味を求めて、無造作にカゴに
おにぎりを放り込んでいた。
レジで一生懸命、そのことを説明してくれた女の子は

「で・す・か・ら!お会計を-2回に分けましょう!前半おにぎりでまず1本分のレシートが出ます。後半おにぎりで計算しても、もう1本分レシートが出ますね。このお茶は対象商品と同じなんです。だから購入しなくても無料でゲットできますね。どうされますか(>ω<#)♪私2日目なんですよー、今日このキャンペーンのヤツやるの初めてでー、時間かかっちゃってすみません。でもこう言うケースも出てくると思うんですよね、なのですみません。練習と言うと聞こえ悪いんですけど、やらせてもらってもいいですか?ありがとうございますぅ私2日目でー」

おぅ…思ったこと全部しゃべるタイプの人だった。


つづく

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