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✎ 保険代わりとしては不十分

「多少収益性が低くても(赤字でも)
保険代わりだと思えば大丈夫ですよ」

と言われることが多いですが、
ワンルームマンションを購入すれば保険の全てを賄えるわけではありません。



◎ローンの支払いが終われば
家賃が全て収入となり、
年金の足しになる(年金保険のイメージ)


まず、自身で物件の管理をする場合を除き、
多くの場合は物件の管理会社に
管理費用を支払う必要がありますし、
ワンルームマンションの場合は
修繕積立金がかかりますので
家賃が全て収入となるわけではありません。

他にも、入退去があれば
その都度原状回復費用や入居付けに必要な
広告料を支払わなければなりません。




◎売却すれば退職金代わりになる
(生命保険の満期保険金のイメージ)

確かにローン完済した物件を売れれば、
手元にお金が残ります。
しかし、35年ローンを組んでいたとすると、
物件の築年数は35年以上になっており、
市場価値はかなり下がっているでしょう。

手元にお金が残れば利益に見えがちですが、
ローン完済までの間に発生してきた
月々の赤字や入居、退去による
一時的な費用の発生を考慮すると、
一概に退職金代わりになるとは言い難いです。



ワンルームマンション購入のためには
数千万円の借入と
突発的な修繕費用等が発生するリスクを
背負わなければなりません。

月々の保険料と同じくらいの赤字がでるのであれば、
毎月1万円~2万円を支払って
数十年後に安定して保険金をもらえる保険の方が
よっぽど安心ではないでしょうか。





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