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いちじくの試行錯誤

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無花果の試行錯誤の歴史を残しています。 常にわからないことだらけです...。でも頑張ります!
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"よい教育"をつくる。とどける。無花果inc.を設立し、代表を譲ります。【プレスリリース前note】

はじまりは彼女のそんな一言からだったように思います。 僕たちは、「そんなことないよ」って言うために1つずついろんなものをつくってきました。 無花果ってなに?無花果は #よい教育 をつくる。とどける。プロジェクトの総称でした。 メディアをやったり、塾をやったりしつつも、今では、無花果もえぎフリースクール、無花果高等学園を運営し、大学等の教育機関とも連携しつつ「先生のためのAI先生」をつくりはじめてます。(こちらの正式なプレスリリースはもうしばらくお待ちください。結構すごい取り

青春は、青くない。高校生起業家コミュニティ『オレンジ🍊』

このnoteは ものです。 大人の人は、そういう高校生に出会ったらこちらのnoteをシェアしてください。また、あなた自身がそんな高校生ならこれ読んでもらえるととても嬉しいです。 なお、『オレンジ🍊』は、岡山大学、NPOだっぴ、NPO無花果が運営するののであり、怪しい取り組みでは無いことをここに宣言しておきます(余計怪しくなった...)。 『オレンジ🍊』とは?一言で言うと です。 わけわかりませんよね。 だから、このくらいの言い方がちょうどいいと思っています。 た

#1 “よい教育”を定義する営みって、画一的な教育を生む営みなんじゃないの?について

“よい教育”は定義できる。 “教育の本質”は存在する。 こうした言葉に、あなたは違和感を覚えますか? かつての私は違和感を覚えていました。 というよりも、 「よい教育なんて、定義できないよね。だって人それぞれだもん。」 という、まさに思考停止状態にあったなと感じています。 私たは無花果(いちじく)という名前で様々な教育事業を展開していますが、次のような旨の言葉を直接届けられることもよくあります。 しかし、教育について実践者として学んでいくにつれて、 これまでの人類の紡

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〈2024年抱負〉 〜100人の“深い仲間”と一緒に書籍を出版する 〜

みなさん、あけましておめでとうございます。 2023年は本当にたくさんの方々に支えられ、無花果としての活動を深められた1年になりました。 改めまして、こうして僕のnoteを読んでくださっているみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。 2024年の抱負に入る前に、簡単にですが2023年をまとめると… MBOにより代表取締役になり、 小田急電鉄さんと一緒にオルタナティブスクール事業をご一緒し始め、 心から尊敬をする温かな方々に、役員・株主として関わっていただけるようになり

「居場所」は家や学校だけじゃなくていい。僕は「あなたがただ居るだけでいい場所」を創る #羅針盤のつくりかた

「自分には居場所がない」。 そう感じる子どもや若者は、世の中に年々増えています。 内閣府が年度ごとに公開している「令和3年版子供・若者白書」によると、6割以上の若者が「職場は居場所になっていない」と感じ、半分以上の子どもが「学校が安心できる場所ではない」と感じています。 そして、「どこにも居場所がない」と感じる若者の割合は、平成16年度の3.8%から平成19年度には5.4%と増加しています。 地域や学校など、自分が生まれたときから決められている居場所、コミュニティに属し

不登校から慶應大学に合格した子の話

出会ったとき彼女は14歳だった。 聡明で整った外見をしている彼女の周りには、 「自分はこんなに有益だぞ。だから俺になびけ」 という大人が沢山いたように思う。 そんな大人を柔らかい笑顔で交わしつつ、味方にしていってる彼女はそこにいる誰よりも大人だった。 自分で企画し、同年代を巻き込み、大人を巻き込み、その当時の中高生で最大のイベントを開催。 自身が不登校になったことの構造的、心理的、社会的問題の究明のために大学に行くことを決意。総合型選抜でアッサリと慶應大学への合格を決

大幅増の『不登校29万人』についてちょっとだけ説明させて。

まず、朝日新聞さんのこちらの記事を見たとき、「不登校の原因はいじめだ」って思いませんでしたか? これどこにもそういう風に書いてないのですが、不登校ってところにあまり触れてない方はそのようにミスリードしちゃう可能性はあるなって思ってます(朝日新聞さんが悪いとかではないです)。 令和5年10月4日付けの文科省の公式な「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」を読むと、不登校の要因として一番多いのは『無気力・不安』です。50%以上の子

こども達の今や未来を信じているあなたへ。 フリースクール無償化に際しての想い。

みなさん! おはようございます!こんにちは!こんばんは! 無花果の代表をしております、中藤(ひーくん)です。 この度、無花果グループの「NPO法人無花果」として大きな決断をしましたので、ご報告をさせていただきます。 以前から宣言をしていたことではあるのですが、予定通り2023年11月〜「フリースクール無償化」を開始するプレスリリースを公開しました。 🔻プレスリリースは以下になっております。 本日はこちらの取り組みに対する「想い」を、みなさんにご共有できますと嬉しく思

ヘビーゲーマーのニートから10年、私が教育サービス会社の社外取締役に就任した経緯

今まさに全世界を魅了している映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、そのベースとなったゲームは、もはやひと昔前と言っても差し支えのない1985年9月13日に発売されました。 その4日後に生まれた私竹谷彰人は、マリオと同級生のよしみもあってかゲームの進化を楽しみながらすくすくと育ち、気づけばヘビーゲーマーとして37年間生きてきました。ゲームへの恩返しにと、2017年にイラスト制作会社ミリアッシュを設立したほどです。 そして現在2023年6月、私はフリースクール等の教

1ヶ月目の新人広報が月に20本プレスリリース書いてみた

はじめまして、このて inc. 広報のちえみです。 このnoteを開いてくださり、ありがとうございます! 「秋だからやってみた」というnoteの素敵な企画を見つけて、新人広報が平日毎日プレスリリースを書いてみて感じたこと、考えたこと、失敗したこと、学んだことを記録してみようと思い立ちました。 これからプレスリリースを書こうとされている広報の方や、専任広報を入れることを検討されている方、教育に興味のある方に、少しでもなにか伝わると嬉しいです! あわよくば、私が愛してやまな

みんなでつくった、入学式2023。

2023年5月9日。 雲ひとつない晴天の吉日に、無花果高等学園 2023年度入学式が開催されました。 無花果には現在2つの拠点があり、岡山キャンパス・津山キャンパスの生徒さんが集まり、開催をした入学式です。 …とっても心温まる、無花果らしさ満載の、素敵な式になったなと僕自身感じています。 その一部始終をまとめました。 ぜひこちらのnoteを読んでいただき、一緒に少しほっこりした気持ちになれますと嬉しいです😌(5分ほどですべてに目を通せる内容になっています。) 無花果

不登校はかんたんに騙せる。だから...

「不登校なんてかんたんに騙せるけぇ」 「なんであいつを学校に返したんだ?まだあと半年は引き伸ばせたはずだ。しっかりせぇ!」 「今、うちにこないと娘さん死にますよ?何を躊躇してるんですか?」 ── 仕事柄、学校以外の教育機関の人と接することも多い。 たいていの人は高い理想と清廉な心で子どもたちやその親御さんと向き合ってる。その方々はとても素敵。尊敬。 一方で「不登校」は騙しやすい。 今まで普通に学校に行ってた子が、突如学校に行かないと言い始めた。恥ずかしいやら情けな

「不登校」って言葉をなくすために学校創ります。

「学校に行かないと幸せになれないの?」 始まりはそんな一言からだったように思う。 東京から地元岡山に戻ってきて数年。 「地方教育」ってものの課題や空白がやたら目につくようになってきました。 無花果シロ とはいえ別に専門家でも何でもないので、まずはじめに地方の教育で面白いことをやってる人を取材することにしました。 ちっちゃく。 そしてどうせならとメディアに。 ノーコードでさくっと。 国際教養大学の長沼先生に答えていただいたり 200年続く神道系の宗教、黒住教(く

NPO法人設立のメリット―お金編―

お金だけで以下のメリットがあります。 設立費用0円なので選択肢の1つにぜひ。