見出し画像

「定年女子」番外編⑥

ちょっと写真を変えて気分転換、落ち着かない日々が続いているのだが、ふっと思い出した時に書いておこうと思う。お仕事話、再就職2年後に転職をした理由と結果…

なぜ転職を、それもまだ子どもは保育園、落ち着いてきたとはいえ3歳弱の夏のこと、その年の春頃から話題に挙がっていた会社近隣の再開発、そして移転話。いや~これ以上奥に動いたら私は通うのシンドイな~というのが大きな理由のひとつ、そしてもうひとつは、どんなに頑張っても年功序列、仕事内容もバタバタと日々タイプを打つ、ほぼそれだけ、これは潮時だなと感じたのだ。
年齢は…30歳も過ぎ、1980年代も終わりを迎える頃、バブルがはじける直前だった。人材紹介会社を介して、話をいただいたのが横浜・関内、当時の自宅からは電車で10分、徒歩10分弱、もう業務内容云々よりもその環境で選んだのだ。
当時の友人には一応名目社長秘書、そこからSalesAdministrationというポジションへの転職はどうなんだろうと相談した記憶はある。けれど、そろそろ未知の世界に飛び込んでも良いのではないか?と考えたのも事実だった。
タイプばかりの日常に嫌気がさしていたし、車通勤もしんどくなっていた。
最初の面接は忘れもしない、派手な車の並ぶショールームのその端っこのテーブルで、当時現場の責任者と会った。派手な世界に気後れしつつ、実際にはもうひとりドイツ人のボスがいること、基本は裏のオフィスで社内業務を担当してほしいこと、東京本社との連絡業務とか、海外取引先とのやり取りとか、ドイツ人ボスのお世話とか、、、、
そんな最初の面接で、ほぼ決定したらしい、というかその後は入社日のちょっとしたゴタゴタの記憶しか残っていない。
当時東京丸の内の本社で入社手続きをしたのだけれど、これがまあコテコテのお局様に最初っから嫌味を言われたことを今でも忘れない。かれこれ三十年以上前の話だ。
そこから、最終的には2009年4月まで、ほぼ20年近いその会社での仕事が始まったのだ。正直言えばそこまで長くこの会社で働き続けるとは思っても見なかった、その時には。
次回はその20年近い中での紆余曲折、人生波乱万丈?的な(ちょっと大げさ)幾つかを書いておこうと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?