見出し画像

人に困らないお店17 そのお店で働くメリットは?

こんにちは、サイヨウの哲です。
今日は「アルバイトがそのお店で働くメリット」に
ついてお話させていただきます。

地域差はあるとは思いますが、
正社員採用と違い、アルバイト採用において、
各スタッフの待遇に昔ほど差はないように感じます。

それこそ、ひと昔前、パチンコ屋さんの時給が
私たちの業界よりもはるかに高く
時給の高さが仕事選びの基準だという子もまわりにはいました。

今は最低賃金も上がってきて、
私がお店を経営する大阪では2023年で
最低賃金は1064円。
30年前初めてアルバイトしたお店は
650円でしたからかなり上がってます。

ある程度の時給からスタートすることもあり
自店と他店との差がそれほどなかったり、
またお店内でも勤務年数が長くなってきたからと言って
これも差をつけにくくなってきてるのが現状です。

「時給はお店を選ぶ理由にならない」
そう仮定するとしたら皆さんのお店で
働いてくれる理由、働くメリットはなんでしょうか?

たくさん働く場所はあって、どこでも行ける世の中で
条件のいい職場を探すのは当然ですし
働き続けてもらおうと思ったら
この「ウチで働くメリットはこれだ!」ということを
考えて提示する必要があります。

例えばウチで言うとシフトの1つのルールに
『土日連勤なし』というものがあります。
学生さんは平日学校に通って休みは土日。
その両日をアルバイトに使うと遊びに行けません。

土曜入ってくれる子は日曜休み、その逆も。
飲食店なのに土日の連勤がなしというのは
働くメリットになると思います。
(実際これはウチのスタッフ喜んでます)

時給では差がつけられないと書きましたけれど、
もし300円~500円くらい違うなら
これは選ぶ理由になるでしょう。

ご自身で働くメリットがわからない場合は
既存スタッフに聞いてみても面白いですね。
働いてくれてるスタッフは何かしらの
理由があると思われるからです。

社割がある、まかないが美味しい
送迎付き、マイカー通勤可、
髪の毛自由、テスト期間休みやすいとか
年1回プチボーナスが出る、
時間の融通がきく等々

もちろん他にもたくさんあると考えられます
そのうち一つでも、応募者にささればいいので
まずは「他所ではなくウチで働くメリットって
どんなことがあるだろう?」
を考えてみることからスタートし
他店との差別化を図りましょう。

『人に困らないお店 働くメリットを明確化する』
















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?