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  • 組織活性化とナレッジマネジメント

    原理としてのナレッジマネジメント、それは人類進化の連環(歴史)にある“輝きの時”に存在し、遠い未来に向けて存在し続ける。  そして、『自己の思い/信念を「真善美(真理)」に向かって社会的に正当化していくダイナミック・プロセス(知識創造理論)』として存在し、あらゆる“知”はひとつのシンフォニーのようにシンクロナイズし、その要素は輝きを放つ結びつき(NODE)の瞬間を待っている。

最近の記事

(1)実践知と熟達

皆さんは日常、知識を使って生活しているという感覚はあまりないかもしれません。あまりあれこれと頭を使わなくても毎日の時間はそれなりに流れていきます。 一方、知識がどうしても必要だと感じることがあると思います。 例えば何か仕事上で手ごわそうな課題に直面した時、また仕事の中で新しいアイディアや構想を練る時などは、もっと知識があった方がいい、もっと知恵を出さなければならないと感じられるのではないかと思います。また忘れがちですが、普通の仕事や生活をスムーズに心地よく進めてくれている、そ

    • 関係性の質(4)関係性の質を向上させるには

       さて関係性の質の向上が思考の質、そして行動の質を上げ仕事の成果に結びつくという流れを中心に3回にわたって話してきましたが、実際に現場で起きていることはもっと変化に富んでいて一筋縄では行きません。  一緒に仕事をしてきたチームでも何かメンバー間でちぐはぐな動き出て来て仕事がスムーズに進まない、効果があると考えて実施した解決策が良からぬ副作用を起こすなど、現実は非常に変わりやすく見通しを立てにくいことが多いことをほとんどの人が経験していると思います。  まずはその現実を踏まえて

      • 上杉鷹山と改革プロジェクト(4)   第三話 思い、感情を共有し価値を捉え視点を転換する

        ▶ 本稿TOP ▶ 🔗知識創造コンソーシアムWebサイトへのリンク

        • 上杉鷹山と改革プロジェクト(3)  第二話 目的を共感するチームの誕生

          ▶ (4)第三話 思い、感情を共有し価値を捉え視点を転換する

        (1)実践知と熟達

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        • 組織活性化とナレッジマネジメント
          1本

        記事

          関係性の質(3)イノベーションと関係性

          関係性の質がイノベーション(新しい価値の創造)と大きな関わりを持つということを想像してみてください。 まず、関係性が良いと仕事の質が上がることを考えると品質の向上や部門間を越えた業務改革プロジェクトなどによいビジネスリレーションが大きく寄与することを理解できると思います。 また最近よく聞かれるアジャイルスクラムによる開発は、共通のゴールに到達するため、少人数の開発チームが一体となって働くという手法ですが、全員で成果を出しながら関係性をさらに向上させ、それがさらに成果に結びつ

          関係性の質(3)イノベーションと関係性

          関係性の質(2)良いビジネスリレーション

           人と人の関係性はどんな形で始まるのでしょうか?皆さんが新しい集団や組織に入り、初めてそのメンバーの会合に参加する時のことをちょっと想像してみてください。人見知りとは無縁な人でも何かアイスブレイクがあった方がいいと思うのではないでしょうか。知らない人ばかりのグループの中では、何気ない会話をするにも躊躇や不安があります。  最近読んだ文献に「フェイスブックの友達に家のペンキ塗りの手伝いを頼めるか?」という面白い質問がありました。ほとんどの人にとって「はい」と答えるのは難しいと

          関係性の質(2)良いビジネスリレーション

          関係性の質(1)トラブルから何を学びそれをどう生かすか?

           ビジネスにおいてトラブルは避けたいものですが、しかしトラブルなしでオペレーションを回していくのは容易なことではありません。以前勤務していた会社のアメリカ人の上司がよく”Troubles come in bunches.”と言っていました。これは、「トラブルは束になってやってくる。一度二度でなく三度四度と顔を殴られたような思いをする。」ということを意味していました。皆さんはそういったご経験がありますか?  組織には文書化されていない、ほとんど意識されていない仕事の流れの理解

          関係性の質(1)トラブルから何を学びそれをどう生かすか?

          上杉鷹山と改革プロジェクト(2)  第一話 始まりにあったもの

          ▶ (3)第二話 目的を共感するチームの誕生 ▶ (4)第三話 思い、感情を共有し価値を捉え視点を転換する

          上杉鷹山と改革プロジェクト(2)  第一話 始まりにあったもの

          開発協力はこれからのビジネスのカギを握っている

           開発協力と聞くと「発展途上国の社会的開発を資金提供、インフラ構築、技術協力などの形で支援することで専門的な知識を持った人や海外青年協力隊のようなボランティアが活動している」と理解している人が多いかも知れません。しかしながら開発協力はもっと身近になってきており、また私たちの未来にとって大きな意味を持っています。  去る6月15日、岩手県の陸前高田市で国際開発学会春季大会が行われ、私も初めて参加しました。陸前高田市は東日本大震災で最も深刻な被害を受けた場所の一つで、奇跡の一本

          開発協力はこれからのビジネスのカギを握っている

          上杉鷹山と改革プロジェクト(1)  はじめに

          使用した参考資料は、童門 冬二. ケネディ大統領が最も尊敬した日本人上杉鷹山 童門冬二の世界 (言葉の森へ) Kindle版(2018/8/29)。 私が上杉鷹山に出会ったのは、元勤務先の新任管理者研修を修了した際に、講師から受講者全員に贈呈された「小説上杉鷹山(上)」(著者童門冬二/学陽書房)でした。 アメリカ建国の前に、このような傑出した改革者が、この日本に存在したことにワクワクして、一気に上下巻を読んだことを思い出します。 最近では、こんな話題がありました。 201

          上杉鷹山と改革プロジェクト(1)  はじめに

          暗黙知を知る(2)実例

          暗黙知を見つける実例の紹介

          暗黙知を知る(2)実例

          暗黙知を知る(1)暗黙知を見つける

          日常に暗黙知を見つけるにはどうしたらいいかな?                            (佐藤) ▶ 暗黙知を知る(2)実例

          暗黙知を知る(1)暗黙知を見つける

          伝説の旅 プロローグ旅立ち

           自分、そしてスパイラル上に在る人々、すべてに「物語り」があります。 この「物語り」たちにある、時を経ても変わることなく暗黙的に伝わり伝え続けられるもの。  その形、そこにあるミッション!行う姿!を視たい!  それは、『そこにいる人、その向こうにいる人、まだ見ぬ人』たちと出会い、目標・ミッションを意識に載せてヒューマンリレーションをダイナミックにつないでゆく、そんな場になるはずです! ---------------------------------------------

          伝説の旅 プロローグ旅立ち

          群盲象を評する

          「群盲象を評する」という寓話があります。数人の盲人が象の一部だけを触って感想を語り合うが、触った部位により感想が異なり、それぞれが自分は正しいと主張して対立が深まるという話で、皆さんもどこかで聞いたことがあると思います。実際、ありのままの現実は多面的であり、それをきちっと捉えることはやさしいことではありません。そもそも人間一人の認知能力の限界があります。また私たちには仕事上の立場、専門性、価値観などによって認知するものに優先順位があり無意識に見るものと見ないものを決めてしまう

          knowledge-nodeここから未来は変わる! 制度、仕組みの改革では、本質には至らない! 大切なのは、知識、知恵の交歓 人類にこころ通わす場をもたらし、進化の道を創りだした!それは、今knowledge-nodeに芽吹き、未来に向かう美しき花の道となる!^^!

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