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少子高齢化で本当に日本の未来は暗いのか?

少なくとも鎌倉時代の末法思想の広まりにより、もうこの世の終わりが近い。と考える人多数出て以来、これでもうお終いだ。とする世論が幅を聞かせるブームのようなものが断続的に現れては消えていますが、現代日本でも少子化高齢化の進展により社会の維持ができなくなるのではないか。あるいは維持はできても負担が増えて現在より暮らしにくくなるのではないか。
という憶測がSNSを初めとするインターネット界隈で話題になっているように感じますいかがでしょうか。



僕は非常に楽観的に考えていて、この程度の等差級数的な変化よりは、テクノロジーの進展の方が影響度として大きいだろうからマイナスの変化をペイして余りあるだろうな。と直感しています。

「等差級数的な」というのは上の児童数や人口構成の表の変化が、足し算、引き算的な変化のありようだ。ということです。
マルサスの「人口論」で『人口増加の法則が幾何級数的(等比級数的)であるのに対して食料増産の法則が算術級数的(等差級数的)であるから、食料にありつけない貧困層が蓄積される』という有名なテキストをもじって、現代の人口構成比の変化は等比級数的出来事ではなく、等差級数的出来事でしかない。と考えられるために用いたものです。ざっくりと、変化は緩やかであり、とか、時間的に対応できないほどのものではなく、と読んでもらってもほぼ大丈夫です。

一方で等比級数的な変化としては例えば地球上の人口の推移などを挙げることができ

こういった変化は短期的には掛け算の変化で、中長期的には指数関数的な変化です。

人口の変化の要因としては、産業革命及び農業革命(以下「産業革命等」といいます。)によって、物理的により多くのヒトを養育できるだけの仕組みが、イノベーションにより、テクノロジーとして成立して普及した。というまとめになるだろうと理解しています。

現代におけるテクノロジーの進展で将来について楽観的と直感しているその進展は、AI技術のそれが大きいです。

産業革命等によるイノベーションが、人間が人間の身体的能力を発揮してやってきた仕事を、動力機関などにより、人間でないものに取って代わらせることを可能にした変化

だとすれば、

AI技術によるイノベーションは、人間が人間の知性を発揮してやってきた仕事を、人工知能などにより、人間でないものに取って代わらせることを可能にする変化

と考えています。

そして人間の多くが人間の知性を発揮して仕事をしている現代の産業構造からして、それを取って代わらせることができるなら多少のろ労働力人口の減少くらいそれを補って余りあるだろう。と予想しています。

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