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日記の冊子化に向けて再始動

昨夜だったか、他の方のnoteを読み、プリントオンデマンドについて知った。知ったと言っても、絶版の本をオンデマンドで買えるというのは、かなり前から知っていた。

かなり前の短期の職場で、もう売られていない本を複製したいと、印刷会社など、あちらこちらへ電話している人がいた。

畑違いの会社に電話してしまった様子もあった。対応できる会社にも繋がった様子だったが、大切な本らしいところを、本をコピーするには本を分解する必要が、と言われたらしいショックな様子が、他に人のいない狭いオフィス内で筒抜けだった。それは私に関係ない話だが、視界にも耳にも入った。

私の仕事内容ではなくとも、何だか落ち着かない空気が気になり、その人に教わった書名を調べると、国外のアマゾンで取り扱われていて購入できた。急がない配送にしたのだが、私の短い勤務期間のうちに届き、私も驚いた。

購入したのは1タイトルだったが、購入翌日には、これも探してほしいと、たくさん書名が書かれたメモを受け取った。見つからない本もあったが、オンデマンド出版に対応しているものもあった。

オンデマンド出版というのは、それほど大切そうな本であっても、今すぐ欲しい人が多くない場合のためのシステムだと思っていた。

が、もっと用途の広いサービスのようだと知った。

今日、プリントオンデマンドは、私の売り物にする気のない日記の製本や公開にも適しているのかを調べた。印刷会社を変えるのなら、必要な仕様も変わる。印刷の詳細を調べながら、前回、製本したデータからレイアウト変更してみたり、試しに家のプリンターで印刷してみたり。

抜歯の痕は、激しめの口内炎に近い痛みはあるが、何となく頭が働き始めた感じがする。抜歯の影響が落ち着いたところで、製本も改めて考えようと思っていたが、良いタイミングで、良い記事に出会えたnoteに感謝。

売る気のない製本は理解されにくいところかもしれない。が、何も考えていない、重さのない私の大量の文字が実体化する感じは、いつも楽しい。

Byteバイトという単位は、人が重さを感じられる単位ではない。画面には表示されても、noteに保管されている記事の重さは感じられない。製本に向けてのPC作業で、PCが重さを感じていることを間接的に知る程度。

なので、印刷会社から箱に入って届く度に、何だか楽しい。

あとは、お気に入りのノートとペンを買ってから書くことの、逆順なだけという感覚もある。手書きでは、まるで書ける気がしない私には、中身が先にでき、後から好きなようにまとめた本を買う、というのは楽な流れ。

どんな風に実体化するのか、楽しみになってきた。