電卓
今日は楽しいお届け物の日。自分の物ではない。が、Flying Tiger Copenhagenの電卓を購入していたのが届いた。
子どもが以前、欲しいと言っていたが買えていなかった。
義弟への誕生日プチギフトを探しているうちに見つけたもの。
夫も、面白いんじゃないかという反応だったので、義弟用にも購入した。
私も使いたいくらいの持ちやすいゲーム機型の電卓。
数年前だったか、学校で子どもの授業中を見ていると、多くの子は電卓を両手持ちし親指2本で操作していた。
それを考えると、実はとても理にかなった形状ではないのかと思われた。
私は小・中学校で電卓を教わった世代ではない。学校で電卓を使えたのは高校から。
その後の学生時代の私は、バイト先のオフィスで、電卓をデスクに置いて使わないと注意された。左手に持って右手で操作するとダメらしかった。
その理由をはっきり憶えていないのだが、変に見える所作だという指摘だったように思う。値引きしながら接客している店員さんのような見た目は、オフィスでは変だ、という意味だったような…
その当時の私が、ゲーム機の持ち方だったら何と言われたのだろう、と今日は思ったりもした。
その当時、こんなに楽しい形の電卓はなかったと思う。が、今の子どもは、昔のオフィスにあったような電卓でゲーム機の持ち方。ゲームは昔から苦手だが、当時の私にも可能な持ち方だっただろう。
それはそれで、「ゲームじゃないんだから」と、注意されたのではないかと思われるが。
もう少し後の時代には、そんな持ち方へのダメ出しを聞いたことがある。
これまでに子どもが使っていたのは、私のCANDY CALCULATOR。ソニプラと呼んでいた頃のものかもしれないくらい昔、PLAZAで購入したもの。水色の丸い電卓。
それより前に子どもに貸していたのは、その右に写っているSMART CALCULATOR(キヤノン電卓LS-SMART-Ff)。その電卓も古い。2008年の購入らしい。見た目も気に入って買ったものだが、とても使いやすいFrancfrancの電卓。
SMART CALCULATORはオススメだった。が、子どもには私のサイドデスクの引出しに入れていた、CANDY CALCULATORの方がかわいかったらしい。引出しから見つけ長らく持ち出されていた。SMART CALCULATORはリビング用として棚の中に。
そのSMART CALCULATORを、さっさと自室に戻せば良かったのだろう。が、当時は意外と使う用事があったり、そのときに扱いにくいのでは困ったりで、戻すことはなかった。
そんなことで、携帯サイズの無印良品の電卓(BO-198)だけが、自室にある電卓だった。オフィス勤務していた頃は、ペンケースに入れていたと思う。
どの電卓も気に入っているのだが、現状4つもある家の電卓の中で、私に必須のボタンがあるのは1つだけ。今日のゲーム機型にもないので、私用には買わなかったくらい大切なボタン。
それは「→」キー。
パソコンのキーボードにある「Backspace」キーの機能。
間違えた瞬間に1文字だけ消せる「→」キーは必須。
うちの電卓たちの中では、SMART CALCULATORにしかない。
注意して電卓を使っていても「C」「CE」「CA」を確実に押し間違え、初めからやり直すはめになる人は少数派、ということだろう。
SMART CALCULATORが自室に戻った。
CANDY CALCULATORはリビング用に。
無印良品のも今後も使うだろう。
何しろ暗算も筆算も、誤答の可能性大な計算力。
自力で手間暇かけて計算するメリットはない。