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まぜこぜ社会の実現に向けて | 東京レインボープライド イベント開催からの学び

先日のnoteで、東京レインボープライドでのイベント開催にかける想いについて投稿しました。イベント開催から多くのことを学びましたので、今日はそのことについて自分自身振り返りつつ、皆さんにもその学びを共有していきたいと思います。

ちなみに、開催前に書いた記事はこちらです↓

「自分らしさ」を実現するためには

前回のnoteの最後で、私は『すべての人のすべての価値観の理解に努め、その人の「自分らしさ」を支援したい。』と書きました。すべての人の「自分らしさ」を支援するために、今の私に何ができるだろう?もっと言えば、イベントでの学びから、さらに何か実践できそうなことはないだろうか?と考えました。

出てきた答えは、次の通りです。

さらに、もっと、ワクワクを提供しよう!

90分のトークイベントでは、東ちづるさん、社外のLGBTQアドバイザーである堀川歩さんと、私の所属する会社の社員2名が対談を行いました。テーマは、「まぜこぜ」。まぜこぜとは、硬い言葉で言えばダイバーシティです。東さんはダイバーシティをより誰にでもわかりやすい表現にするため、「まぜこぜ」という言葉を使っているそうです。

トークテーマの1つに、「より多くの人を巻き込むためにはどうすればよいか?」というものがありました。ここで東さんから出てきたキーワードがなんと「ワクワク」だったんです!正直、少し驚きました。なにせこの「ワクワク」という言葉は、私自身のテーマであると共に、会社の新しい5ヵ年計画にも盛り込まれた用語でもあったからです。

「おーっと!ここでも”ワクワク" キタ―――(゚∀゚)―――― !!」って内心思ったんですよね(笑)。

自分の心が踊らなければ、人を巻き込むことは難しい。
時には怪しいものや、ドロドロしたものを見せたりもする。
常にドッキリを仕掛ける。ワクワクを仕掛ける。それによってつられる人も出てくる。

これらは私がトークイベントを聞いて印象に残った言葉です。「心踊る」「怪しい」「ドロドロ」「ドッキリ」なるほどなぁ〜って思いました。

言われてみれば確かにそうです。完成された完全なものを見せるのは、演じる側にとっては理想的に感じます。また、視聴する側にとっても、情報がすんなり入ってきて理解が進むように感じます。

しかし、それってよく考えてみると、「あぁよかったね!」で終わりがちなんですよね。完成されているからこそ、次のアクションに結びつけよういうムーブメントが起きづらい。だから、「モヤモヤ」「ドロドロ」「ドキドキ」といったものを、時に「ワクワク」と調合してみる。これ使えそうな実践ポイントだなぁ〜と感じました。

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今回のイベントでの「○○」✖️「ワクワク」ポイント

ここからは半分暴露話です(笑)。(特定の社内の皆様、大変申し訳ございません!)今回のイベントを振り返ってみて、何かちょっとモヤったけど、ワクワクしたポイントってあったかなぁ?って考えてみたんです。そうしたら、あぁあれだ!ってものが出てきたんですよ。

イベントを作っていく中で、広報どうする?って話が当然出たんですね。社外向けにやるイベントですし、それなりに見栄え良くアピールしたい。そこで、社内の広報部の方に相談したんです。

何か"映える"バナーを会社のホームページに載せられない?
注)この表現はフィクションです。

と。そうしたら、色々配慮いただけて、なんとプロのメイクさん、撮影隊までご用意いただいちゃったんです。男性にもプロのメイクが入るとのこと、正直驚きました。40歳の一般的なサラリーマン男性が、プロにメイクされることなど、そうそうない経験です。

ガッツリやっちゃっってください!

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ってな感じで出来上がった顔がこちら。

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全然変わらん!(気がする。。)

はい、気を取り直して撮影です。「撮影って、やっぱり笑顔が大事だよねー」とメンバーで話していて、「じゃあ、どんなトークテーマで話す?」ってなった時に、話題に出てきたのが、BTS!

撮影中は延々と、このBTSに関する熱いトークが展開されました(笑)。BT名前くらいしか知らない私はまったくついて行けません(汗)。はい、半分苦笑い^^;)しかし、どうやらすごいらしい!?BTS!(((o(*゚▽゚*)o)))♡(私の限られた知識で語ることはできませんので、みなさんご自身で検索してみてください(笑))

と、それはさておき、撮影は無事に終了しました!楽しそうに、和やかに、雰囲気 ダイバーシティについて話して"いそうな"宣材写真の出来上がりです!

うーん、やっぱり撮影してよかったな!そして何より楽しかったな!準備では大変なこともあったけど、このメンバーと一緒にここまで走ってこれてよかったな!と感じられる時間でした。

これからの戦略的「ワクワク」

話を戻します。どうすればもっとワクワクを届けられるでしょうか?

キーワードとなるのは、巷でもはやプチブームとも言える「心理的安全性」の確保なのかもしれません。誰もが安心して意見を出したり、相談したりできる環境、コミュニティをつくること。

言うのは簡単ですが、どうやっていけばいいんでしょうか?ここについてもトークイベントはヒントをくれました。東ちづるさんの一言です。

私は最初から「失敗」「間違い」ウェルカム!!って呼びかけるんです

おぉ、、なかなか刺激的な発言するな、この人って思いました(笑)。でもよく考えてみたらそうでもしないと人って集まって来ないんですよね。

私たちは、家での躾、学校生活、受験戦争の中で、「失敗してはいけない」、「人として正しく生きなければならない」、といった価値観を刷り込まれているため、無意識に「失敗」「間違い」を回避するマインドを持ちがちです。

だから、そのレバーを意図的に外すことが大切なのだと気づかされました。

有名な外科医・大門未知子先生の言葉にこうあります

「私、失敗しないので」

外科医にとってミスらない事は重要です。でも私は、これからワクワクをもっとたくさんの人に提供するために、今ここで宣言したいと思います!

「私、失敗しますので」

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