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太秦-京都の黎明期(京都遊覧記)

 なんで、私は9月に訪れた旅日記を今さら投稿しているんでしょうね。さて、京都遊覧記第10回。今回は、東映の映画村があることでも知られる太秦を尋ねました。

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訪れた場所は、上記の地図で囲った4ヶ所。ちなみに、4つ全ての最寄り駅にはその観光地の名称が冠されている。それでは、旅を始めよう。

1.映えを求めるスポット

 私は、特に映えなどを意識しない人のため、特に気にしたことはない。しかし、これから訪れる2ヶ所の観光地に共通のテーマをつけるとしたら、これだろうという結論に至った。
まず、最初に訪れたのは鹿王院だ。開基は室町幕府第3代将軍・足利義満。

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新緑の季節だ。この道はどこへ続いているのだろうか。

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中央に映る舎利殿には、宋から持ち込まれた多宝塔が安置されている。舎利殿の中は広く、その広さに圧倒されてしまった。嵐山を借景とする寺院。この日は曇り空であまり奥が見えなかったが、晴れの日はどうであろう。

続いて訪れたのが、車折神社

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有名な神社ではないだろうか。芸能の神様が祀られている芸能神社に訪れる芸能人が後を絶たない。

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ワンピースのキャラクターも訪れたのであろうか。他にも名前の聞いたことがある芸能人がちらほら。

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乃木坂46や欅坂46(現・櫻坂46)のメンバーの名前も見える。様々な芸能人から信仰を集める神社。知っている芸能人をたくさんを見つけることができるので、楽しいかもしれない。

2.美しさを求めるスポット

 車折神社から3駅進み、太秦広隆寺で下車する。次なる目的地、広隆寺がすぐ目の前だ。

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道沿いに大きく寺院が鎮座している、なんだか面白い光景だ。秦氏の氏寺として建立された広隆寺には国宝第1号・半跏思惟像が安置されている。

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敷地面積はどうも広そうだ。霊宝殿に半跏思惟像は眠る。半跏思惟像の何とも言えないアンニュイな表情、う〜ん、何と美しいことか。ずっと眺めていた横顔だった。

本日最後の目的地、蚕の社へと向かう。正式名称は木嶋坐天照御魂(このしまにますあまてるみたま)神社だそうだ。何だか仰々しい名前に思える。

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ユニークな鳥居の形をしている。

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ここの最大の魅力である、京都三鳥居に数えられる三柱鳥居だ。ご覧のように、3つの鳥居が三角形を成している。なぜ、このような鳥居にしたかはよくわかっていないんだとか。ミステリーを感じる場所だった。

太秦、平安京に都が遷るまで栄えていた土地。古代から今まで太秦という土地は我々を見守っている。


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