ライカの高級コンパクトを使ってみた
📸 LEICA MINI
ひょんなことから、ライカのコンパクトフィルムカメラを借りられることになった。 LEICA MINIである。
このカメラはプラスチック製の、いわゆる「プラカメ」というやつで、基本的にこういうカメラは安っぽいということでそこまで好かれていない。
しかしLEICA MINIにはしっかりとライカのロゴがひっついており、なぜかこれがあるだけで急に所有欲をくすぐるようになるのである。ブランドの力というのは本当に不思議なものだ。
それでは写真をご覧いただこう。やってきたのは兵庫県の高砂。私にとっての高砂というのは京成電車が走っている町ではない。この町だ。
普段CanonのAE-1を使っているから、この時代のコンパクトカメラのAE精度を見るとびっくりしてしまう。逆光でも影になっているところでもちゃんと測光してくれる。
このカメラは単焦点。ELMAR 35mm F3.5を搭載している。
だから映りは良い。
今回使っているのはKODAK ULTRAMAX 400だ。
さて、橋を渡って海際にある公園まで行ってみよう。
海を見ながら歩くこと10分ほど。海の見える気持ちのいい公園にたどり着いた。
明暗差がすごいのに、ちゃんと映ってる。すごい。CANON AE-1じゃどっちかがつぶれてるよ。(AE-1ももちろん好きですよ)
公園には猫がいた。高砂ではよく猫を見かける。
日が暮れた。空がきれいで何か撮らねばと思いシャッターを切った。おびえてフラッシュを焚いたが、不要だったかもしれない。
この日は家に帰り、次の日に神戸市の滝の茶屋駅と鵯越駅に向かうことにした。
滝の茶屋駅は、山陽電車の「海の見える駅」である。きれいだから、数枚フィルムが残っている時や天気のいい日によく訪れる。
デート機能がついているので、日付と時刻を映してみた。12月26日のことである。つまり高砂を撮った昨日はクリスマスの日であったのだ。
次は電車で鵯越の駅に向かう。神戸市の山のほうに行くとある町だ。
鵯越の魅力は、写真を見てもらえればわかるだろう。
こういう感じの場所が多いのだ。魅力的だろう。
猫もいるから嬉しい。すぐ逃げるから、今回みたいにAFのカメラを持っていると便利だ。
日も暮れてきたから、湊川へ戻ってきた。
今回は1ロールだけという約束だったわけだが、危うくそのまま買い取ってしまうところだった。もう少し値が安ければ買ってしまいた。
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