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子どもたちの多様性を守る、いじめや排除のないクラスについて

いじめられて仕方のない人はいません。
しかし実際に、いじめという犯罪行為が起こる時の理由は存在しています。

みんなとの違いはなくせない

当然、人間同士の共通点はたくさんあります。
ルーツの違いや体型などの見た目の違いがあっても、目の前の相手を周囲と同じ人間であると認識することができます。

しかしその一方で、人により好みや性格、価値観は異なります。
優越感も劣等感もあります。
さらにそれらの内、片方しかない人もごく稀にいます。

似ていることがあっても、似ていると言われる時点で別物なのです。
周りと自分は違うし、周りの人同士も異なります。

まずは、自分と周りの違いを大切にする。

自分が周囲と違うということを見てみます。
目を背けたくなる部分もあるかもしれませんが、基本的に長所と短所は紙一重です。

何度も聞いたことがあるかもしれませんが、「飽きっぽい」というのは「様々なことに挑戦できる」、「せっかち」というのは「スピード感がある」と置き換えることができます。

そうは言っても自分の憧れというものも存在します。
ところがむしろ、理想があるからこそ自分と同じ属性の人に必要な配慮にも気づきやすくもなります。

誰しも今より良くなりたいという気持ちがある以上、自分のコンプレックスに目がいくのは仕方ありません。
だからこそ子どもたちが自分と周りの違いを大切にすることは、ここからお話しする、相手と周囲との違いを大切にすることにつながるのです。

自分への攻撃性が少なくなれば、相手への攻撃も少なくなると思いますし、その逆も然りです。

違いをなくせないなら、どうするの?

相手と周囲の違いを認識しても、排除することなく受容することが大切です。
それによって相手もまた、自分を含む周囲を受け入れるという好循環が生まれる気がします。

むしろ相手と周囲の違いを見ないようにすると、必要な配慮があったときにサポートしてもらえないということにもなりかねません。

お互いに尊重し合う雰囲気は、より多くの人にとって居心地の良い場を作ると思います。
子どもたちのクラスをいじめや排除のない場にするとしたら、子どもたちが自分自身の特性を受容するということが最優先なのではないでしょうか。

そのためには私たち大人がお子さんのことを受容する態度を見せるということが必須であることは、想像に難くないはずです。
そしてそのためには、私たちが自分自身の特性を受け入れることから始まります。

自分の生活に否定的にならず、お風呂で温まったり美味しいご飯を食べたりしているという、受け入れやすい部分から受け入れてみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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