「時間」という資産をどう捉えるのがいいのか

充実した一時間は忘却と不注意の数世紀より価値がある。

言わずと知れたイオネスコの名言です。

「時間」という資産の大切さについては過去あらゆる地域・あらゆる時代において名言が生まれてきたことからも明らかなのですが、案外周りの人達の行動を見てみると時間を無駄にしている人が多いような気がしています。

そんなことを言っている僕もご多分にもれず、これまで何度も「1日48時間欲しい。時間足りない」などとツイートし、そのたびに

時間の使い方の最も下手なものが、 まずその短さについて苦情をいう。

という名言に打ちのめされてきました。

なんでいきなり「時間」に関しての記事を書こうとしたのかというと、最近質問箱において僕の以前のツイート(やらないことを決めるのが人生において大切だと思うという旨のツイートです)に関する質問をちょくちょく受け、それに対していつも僕は「時間」という資産を持ち出して話すのでそれをまとめることにしました。

僕自身まだどう考えるのがいいのか悩んでいるところではあるのですが、自分なりのとらえ方をお伝えすることができたらいいなと思います。

時間価値を意識するためにはどうすれば良いのか

昨今ではメタップスさんが時間を売り買いできるタイムバンクというアプリを開発し、様々な著名人の時間が秒単位で売り買いされて時間価値が可視化される、といったことが起こっていますが、これまではあまり人の時間の価値というものが可視化されることはありませんでした。

メタップス佐藤さんの著書であるお金2.0にもあるように、金融経済においては完全にお金が余っており、お金で買えないような人脈・信用などに対する価値が相対的に上がってきています。(実体経済に生きる人達にそれを実感する機会はあまりないかもしれません)

そんな中で自分は昔から行動の基準を常に時間価値においてきました。

具体的にいうと全くスキルも何もない大学入学時から自分の1時間は1万円であると決めて全ての行動の判断基準としました。

これを行うと具体的になにが起こるかというと、居酒屋とかのバイトは一切できなくなります。飲食での経験も大切であるということは重々承知なのですが、自分の1時間が1万円なのに自分の1時間を1000円と交換するようなバイトはできるわけがありません

さらに自分には日本をどうにかしないといけないという人生目標があったためそれに対して回り道をしている余裕があまりありませんでした。(人生目標についての記事は3万ビューくらい読まれました)

東大生だと家庭教師で相手が良ければ時給10000円ほどもらえることもまれにありますが、多くの場合普通のバイトはできません。そうなると、お金で買えないような付加価値を得られる時間の使い方をする必要が出てきます。そんな中僕が選んだのはFiNCとMercariという2社でのインターンでした。

人生目標に対して自分がエンジニアリングを学ばなければいけないことは自明でしたし、2年間エンジニアリングを学ぶことによって海外の大手IT企業から結構いいオファーがくるようになったりと実際に自分の市場価値は体感で400万程度上がりました。これは目に見えやすい部分での話であって、最も大事なのはそのインターンをする時間の中で得た人のつながりだと思っていて、インターン時代に得た人のつながりや信用、高い視座は価値に簡単には表せないほど大きなものになっています。

日本の大学生を見ていると、サークルで遊んでそのお金を稼ぐために自分の1時間を1000円に変えていくという行動をとっているようなひとがちらほら見受けられるのですが、それらの人達は単に「お金が貯まらない」という事だけではなくて、自分の希少な時間を無駄につかって得られるはずだったお金で買えない価値をすべて見逃していて圧倒的損をしている、という見方ができるようになります。

僕自身サークルを楽しむ人生もしたかったですし、単に自分の目標に最短距離でいくためにこういう考え方をしています。「偏った考えである」と批判的に捉えられる方も多いかとは思うので、1つの考え方としてそういうものがある、程度に思っていただけると幸いです。

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井手 康貴

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