セルフチェックでしこりを発見し、病院へ行ったところ乳がんだと発覚。 手術をする病院は別のところに行くことに。今日は新しい病院の初受診の日です。

今日は朝からずっと雨が降り続いている。
新しい病院は、家から電車とバスで50分程。人混みの多い駅を歩かなければならなく、祖母もいるから少し心配だった。

雨と人混みを避け、無事病院に着いた。

診察室に入り、家族と主治医が初めて挨拶をする。私は一度手術する病院を決めるときに、診察してもらっていた。

「アオイさん。前の病院でもやったと思いますが、今日はエコー検査を再度やって貰います。」

「わかりました。」と言って、エコー検査室へ向かった。

エコー検査ではやはり大きい病院だからある程度は待った。

「アオイさーん！アオイトモカさん！検査室へ入り下さい〜」と呼ばれ、検査室へ入った。

まず上半身裸になり、ベッドに仰向けで寝転んだ。

「冷たいですよ〜。」と、検査技師さんがジェルを胸に乗せた。

やはり、ここでも乳がんの方だけ時間が長かった。

「はい〜。終わりました〜拭いて下さい。」と来るかと思いきや、「はい〜。ではダブルチェックしますね〜。」と言ってもう1人待機していた検査技師さんにバトンタッチした。

((えっ！？！？！？ダブルチェック！？！？仕事でやった事あるけどダブルチェック！？！？！？事務か！！！？))と心の中でツッこんでいた。

そんなことは御構い無しに第2の技師さんはジェルを胸に足した。

((((冷たっっっっ！？！？！？！)))
私の邪念を吹き飛ばすかのように冷たい液体をかけて来る。

心の中で(ツッこんでごめんなさい汗)と謝った。

エコー検査の時間は本当に長くて、ましてやここの病院ではダブルチェックをしていたので本当に時間がかかった。
けれども、ダブルチェックをするってとても信頼できる病院だなと思った。
ヒューマンエラーを無くそうと、良くしようとする心意気が伝わってくる病院だった。
本当にここの病院にして良かった。
心からそう思った。

「はい〜。アオイさん終わりましたよ〜。このタオルで拭いて下さい〜。」
と、なんだかんだ考えていたら終わった。

そして、そのまま帰っていいとのこと。

エコー検査が終わったら家族と美味しいものを帰りに食べに行く約束をしていた私は、ホクホクしながら帰路に着いたのだった。

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