デザインのかたち
植物の形、根を張ったり茎に管があったりして栄養を取り込むという生きる土台があって、色や匂いでひきつけて虫などに花粉を運んでもらったりする存続の表現がある。
建物のそれと似てるなぁと思ってる。
建物だけではないけれど。
進化の方法として、環境に耐えるように形を変えるという実態も確かにあるだろうけど、たまたま環境に合うものが残った という方が正しい気がしてる。
たくさんの枝分かれが環境によって淘汰され、いま現在のかたちに残ったものはその環境に見合うもの。
環境は状況により緩かにも急激にも変わっていき、もののかたちは変わっていく。
川の形は水の量やまわりの山の位置によって形成されるとともに、川によって山が削られて山の形が変わる。
人間は物を作る。
物を作るということは周囲の環境を変えるということで、また、周囲の環境によって物の形は変わる。
すべてはすべての流れのかたちから生まれたもので、多くの時間をかけてできた。
人が培ってきて作る物もそれと等しい。
それは普通はとても長い時間かけて作られるものだけれど、人はそれを知って考える力がある。(と信じたい。)
その環境にスッと入り込める"かたち"を求めることは人が "考える"という力をもつからこそできること。
そういうものをつくりたい。
p.s.通勤時間内のみでどのくらい文章が書けるかなと思って書いてみた。30分くらい。全然まとまらないな〜。
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