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SNSの価値はもはや『フォロワー数』じゃなくなった?Twitterの進化を探る。

こんにちは。佐藤奨(さとうつとむ)です。

Twitterのフォロワーの「数」を増やすことが目的っぽく感じる投稿が(この半年くらい)ずっと続いているので、ここらで私の見解を話します。

で、できれば早いうちに、フォロワー数の増加”だけ”を目指すのはやめて、もっと本質的なSNSの価値向上を一緒に探りましょう!というニュアンスも込めてnoteにしてみます。

SNSの価値はもはや『フォロワー数』じゃなくなった?

フォロワーの「数の多さ」は当然に価値があると思いますが、実は、それ以上に価値があるのは「エンゲージメントの総和」です。つまり読み手とどれだけ深い繋がりがあるか、そして投稿内容と読み手側がその後のアクション(にどれだけ影響を与えたか?)の総和が本質的なSNSアカウントの持つ価値になります。

特にTwitterの場合は、タイムラインが「時系列表示」じゃなくなったことで大きな変化が起きています。つまり、これまでは時系列で「情報キャッチ」に優れたSNSだったのが、表示アルゴリズムが同質性のある人たちに投稿が表示されやすいように変更され、同質性の繋がりが深くなるSNSに転換されました。

投稿はこれまでと変わり、全ての投稿が表示されず、そのアカウントが興味あるだろうとTwitter側に判定されたものがタイムラインに表示されます。つまり表示されやすい投稿は、普段の投稿に紐づく情報や、そのアカウントでよく見る情報に関連するものがタイムラインに表示されるように変化しています。

Twitter経由のコミュニティ化の話

Twitterは、従来の速報のキャッチに優れたSNSから進化し、その人が投稿する情報や興味ある情報を”核”に、同質的な情報に関心がある方が緩やかに集まりやすいSNSに変容しました。それがTwitter経由のコミュニティ化の話に繋がります。従来の一方通行型SNSではなく情報を核に双方向なSNSに進化しました。

最近、私を含めですが、Twitterを経由して人と会いやすくなっているのも、まさにこのTwitterの進化が影響していて、Twitterの狙い通りの進化だと考えています。従来の「時系列表示」がなくなりリアルタイム性が損なわれましたが、その代わり、情報を核として人と繋がりやすいSNSに進化したと思います。

無理矢理フォロワーを増やしたところであまり価値がない

これからのTwitterの使い方ですが、まさに、この「情報を核として人と繋がりやすいSNS」になっていると思いますので、投稿を多めにする人は、その情報に興味がある人が繋がりやすくなると思います。その一方で、無理矢理にフォロワーを増やしたところで、あまり価値がないSNSになっていると思います。

話を戻しますとフォロワーの「数」を増やすことにさほど意味はなく、SNSを育てたいなら「エンゲージメントの総和」つまり、読み手とどれだけ深い繋がりがあるか、そして投稿を起点にその投稿内容と読み手側がその後のアクション(にどれだけ影響を与えたか?)に価値基準が移っていくと考えています。

SNSはメディアです。メディアというと「雑誌」に例えればイメージしやすいですよね。つまりアカウントをフォローするというのは、雑誌を「定期購読」をするのと近いです。知人・友人以外のアカウントをフォローするかどうかは、その投稿や人となり(またはサービス)で定期購読するかを決めますよね。

つまりアカウントへのフォローは雑誌の「定期購読」に近く、雑誌の販売部数はフォロワー数に近いので、もちろんフォロワー数は価値基準になりますが、雑誌の本来持つ価値というのは部数よりも影響度、つまり「フォロワー数」より、読み手を動かす力「エンゲージメントの総和」に価値が変化しています。

インフルエンサーか否かは人を動かす影響力で測る

SNSにおけるインフルエンサーとは「フォロワー数」より、読み手との繋がりが深く、エンゲージメントの総和が大きい人。つまり、読み手を動かす影響力を持つ人がインフルエンサーです。つまり、インフルエンサーか否かは「フォロワー数」で測られるのではなく、人を動かす影響力の大きさで測られます。

つまり、SNS(特にTwitter)このように変化

SNS(特にTwitter)このように変化
・フォロワー数より繋がりの深さに価値
・情報を核とした人との繋がりがつくられるSNS
・人と繋がりやすいSNSとなったのでコミュニティ化をしやすい
・SNSを育てるなら「エンゲージメントの総和」が大切に
・インフルエンサーか否かは人を動かす力の大きさで測られる

ということで、SNSの価値はもはや「フォロワー数」じゃなくフォロワー数より繋がりの深さに価値が移った。

Twitterのリアルタイム表示から、アカウントが興味のある情報が核に表示されるように進化し、その核が起点となる繋がりがつくられやすいSNSに進化した。人と繋がりやすいSNSとなり、コミュニティ化をしやすくなった。SNSを育てるなら「エンゲージメントの総和」が大切となっている。というお話でした。

著者のTwitter

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